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   2017.11.07.
   自民・石破氏:核兵器を作る技術・持っておくべき!
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核技術を捨てるか・磨くか!
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 自民党の石破茂・元幹事長は11月5日、東京都内での講演で、日本が核兵器を保有すべきだという立場ではないと前置きし、「日本の周りは北朝鮮であれ中国、米国、ロシアであれ全部核保有国だ。その気になれば核兵器を作ることができる技術は日本は持っておくべきだ」と述べ、原子力関連の技術を維持するため、原発は当面続けるべきだとの考えを示した。
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 石破氏は「核兵器を持つべきだという立場には立っていない」と明言したうえで、「核についての知識がないと、いかにして核から身を守るかという知識も生まれない」と語った。
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 石破元幹事長は原子力政策について「原発はいっぺんにゼロということにはならないし、原発をいま止めても危険性はある程度残る。核についての知識があると、いかに核から身を守るかという知識も生まれるので、原発を今すぐゼロにするのは全然賛成していない」と述べ、「その気になったら核兵器を作ることができるという技術は、日本は持っておくべきだ」と述べた。
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 いま直ちに原発を廃止しても、炉の解体までには20年、30年という長いスパンで維持管理から解体へと進むが、技術的には作るより解体の方が難しい。
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 野党の言う「即時廃止」には止めた後から解体までのスケジュールや解体費用、放射性廃棄物の処理については一切触れていない。少子高齢化を歩む日本で、廃炉費用をどう捻出するのか課題は山積みである。
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