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若狭の敗戦の弁・物言えぬ腹心?
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なるべくしてなったと言うのが今回の選挙だろう。マスコミは小池の側近と持ち上げていた東京10区の若狭勝がものの見事落選した。小池自身が若狭を重要視していた訳ではないだろう。便利な小間使い程度なのが言葉の端々に現れている。それは都知事選で自民党在籍のまま小池を応援し、小池から愛い奴と目を掛けられたのが躓きの始まり。
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小池が抜けた後の10区の補選で自民党から出て当選、都議選では都民ファーストを応援し、今回の衆院選で自民を脱党し小池陣営で国選の中心を担おうと政治塾まで作ったが、都政は小池、国政は若狭と狙ったまでは良かったが、新党運営が出来るほど経験もなく、目立ちたがり屋の小池と思想信条を持たぬ俺がおれがの目立ちたがり屋の2人の落ち着く先は、若狭の排除を明確にし「お前はただの議員」という扱いに追い込まれ、それを見ていた10区の有権者は希望の党だけでなく、雇われ小僧の若狭も見放した。希望の党で当選したのは民進党出身者だという事をみても良くわかる。
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選挙終盤戦で、有権者が予測していた若狭落選かが、若狭勝やっぱり落選となり本人は、「排除が強すぎた」と恨み節を口ごもる始末。
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『ニュース記事では、東京10区では希望の党から出馬した自民党前職、若狭勝氏(60)の小選挙区での落選。比例復活も叶わなかった。希望の党の立ち上げメンバーであり、小池百合子代表の最側近としてテレビに何度も登場。小池氏の衆院議員時代の地盤を引き継いでいたが、「排除」発言をきっかけとする逆風に見舞われた。
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「自民党の受け皿に希望の党がなり得なかった」東京・池袋の事務所に23日午前0時前に現れた若狭氏は語った。
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敗因については、立憲民主党ができたことで野党の票が分断されたことも挙げた。
さらに小池氏の排除発言が響いたことにも触れ、悔しさをこうにじませた。
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「排除という言葉がだいぶ強すぎることもあって、希望から立憲民主への流れが加速された」
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小池氏は選挙戦の初日と最終日に東京・池袋に応援に駆けつけた。おひざ元だけに負けられない戦いだったが、ふたを開けてみれば自民党に大きく離された。』
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23日放送のフジテレビ系「とくダネ!」(月~金曜・前8時)では、22日の衆院選で惨敗した希望の党について特集。東京10区から出馬し、惨敗した若狭勝氏(60)が生出演。敗因を語った。
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小倉智昭キャスター(70)から「若狭さんにはこういう形で出演して欲しくなかった。台風の風と違って、希望の党に吹いていた風もやんでしまったんですか?」と聞かれた若狭氏は「大逆風でした。アゲインストの風が吹いたと思っています」と固い表情でポツリ。
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小倉キャスターから「小池(百合子)さんから連絡はありましたか?」と聞かれると、「メールがありました。『極めて残念です。申し訳ありません』というメールがありました」と若狭氏。「風が要因だったと、実感する選挙でした。周りの人から小池さんの排除発言で『引いた』という声が多かった。あれで風が変わった気がします」とつぶやくように続けた。
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総選挙での「希望の党」の敗北を受け、同党代表の小池百合子・東京都知事が22日、パリで行った共同記者会見の発言。
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--総選挙をどう総括するか
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「突然の解散の中で『希望の党』を立ち上げた。候補者を集めるところから始まって、政策綱領等々決めながら、まさに走りながらの選挙戦でした。
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今回は、厳しい有権者の判断が下ったものだと思います。『希望の党』は安倍一強政治の受け皿と考えていたが、残念ながら、受け皿と言うよりは、みなさんからのご批判をいただく対象になった。本当に悔やんでいるところがございます。都知事選、都議選と2連勝だったのが、今回は完敗だとはっきり申し上げたいと思います。
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改めて私自身がどうあるべきなのか。自らを反省しつつ、国民、都民のみなさんからの『都政に邁進(まいしん)せよ』というメッセージだと受け止めております。都政については、しっかり対応して『都民ファースト』という言葉通りのことを実現したい。
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国政については、議員になられるみなさま、国会に戻ってこられるみなさん、今回出馬された新人のみなさんなどの声をしっかり受け止めながら、国政は国会議員のみなさんで進めていただけるように体制づくりをしていきたいと思っています」
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衆院選が投開票された22日、希望の党の小池百合子代表が都知事として出張先のパリで敗北を認めたことについて、23日付け仏紙フィガロ(電子版)は「逃亡中の女王のようだ」と皮肉を込めて報道した。
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小池氏は、5月のフランス大統領選で草の根新党を率いて勝利したマクロン大統領について、「私と似ている」と強い興味を示してきた。22日、パリで記者会見した際も「フランスに学ぶところが多い」「マクロン政治に関心を持っている。国民の本音を引き出す努力をしており、日本でも努力の必要がある」とエールを送った。
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だが、フランスでマクロン氏と小池氏を重ねる論調はほとんどない。同紙は、希望の党は「(政策)信条より、利己的な計算や利害によって作られた」と酷評。ニュース局「フランス24」は「バブルが弾け、小池人気は低迷した。彼女は選挙当日、日本におらず、都知事としてパリのイベントを訪問することを選んだ」と伝えた。
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24日にはパリから帰る小池。選挙結果を受け、小池新党の総会を開くだろうが、当選者50名を維持できるのか、離党するものが出てくるのか、もう一人の代表を誰にするのか、小池本人の責任はどう取るのか、難問がきれいに片付くのか、揉めるのか次第では都議会の小池ファーストにも大きな影響が出る。
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