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   小池新党:参加者は持参金をもってこい!
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風見鶏の渡辺喜美・栃木3区で新党から立てるか!
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選挙ゲームを制するのはどの党だ!
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 10月衆院選を前に、「政界の風見鶏」たちがうごめき始めた。無所属の渡辺喜美参 院議員(65)=比例代表=が10月の衆院選にくら替え出馬する意向を固めたほか、民進党の柿沢未途元役員室長(46)が離党を検討していると報じられたのだ。有権者は毎度毎度のドタバタ劇をどう見るのか。
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 渡辺氏のくら替え出馬は、複数の関係者が明らかにした。小池百合子都知事側近の若狭勝衆院議員らが結成する新党の公認を得て、衆院議員時代以来の地盤である栃木3区での立候補を目指すという。
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 23日に地元の栃木県那須塩原市で後援会の幹部会合を開き、同意を得た渡辺氏。ただ、新党に加わる国会議員の中には、政党を次々と渡り歩く渡辺氏の参加に難色を示す声もあることや、渡辺氏本人も「基本理念が一致するかどうかで判断する」と話していることから、入党に至るかは見通せない。
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 新党の結成を目指す若狭勝衆院議員(衆院東京10区)や細野豪志元環境相(同静岡5区)ら国会議員7人が9月24日夜、東京都内で会談し、党の綱領などについて調整を行った。会談後、細野氏は記者団に、集まった7人は新党の発足メンバーになると明言した。
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 俺が、俺がの2人。看板が小池となり「目立ちたがりの小池代表が男2人を制御できるか」。出来もしない公約を掲げてきたことは、歴代の新党が示している通り。自分の生き様と他人の生き様が真正面からぶつかる政界。この新党の成長は、幹部の当落と選挙後の人事で決まる。解散の大義を云々するが、元の所属党で当落すれすれ線上の議員が、落選を恐れ新党へなだれ込む姿は「欧米に流れ込む避難民」と似たようなところがある。
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 民進の柿沢が離党を検討しているとフジテレビが22日報じた。柿沢は、東京15区の選出で、やはり若狭らが結成する新党への参加も視野に、民進党からの離党を検討しているという。柿沢の妻、幸絵元都議も、7月の都議選で、民進党から公認を受けていたのだが、選挙直前に離党した。幸絵は、小池率いる都民ファーストの会に乗り換えて出馬したが、「裏切り者」と批判され、落選した。
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 今回の雪崩的現象は、東京周辺で都議・都民ファーストの支援を受け当選を狙う輩が多いという事。28日の解散以降、警視庁の選挙違反本部は「買収行為に注力」した取締りをするだろう。東京近隣の各県本部も、当落線上をウロウロする議員に狙いを定めそうだ。
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 当落線上の議員にすれば、藁にもすがりたい心境の中、それを見越した民進の元議員が古巣の民進党の議員の勧誘を始めていると聞くが、その内容がお粗末だ。
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 有田芳生参院議員は9月22日、以下のような意味深長なツイートを書き込んだ。
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 《民進党の総選挙予定候補者に対して新党に加わらないかと「引っこ抜き」の打診があちこちであります。新党は金がないので民進党から選挙資金を受け取ってから離党することを求められたそうです。立候補希望者にはさらに上納金100万円の持参も要求されています。これが新党構想の現実です》
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 これを受け、小西洋之参院議員が次のように引用ツイートした。
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 《私もこれと同じ話を各方面から聞いている。事実なら、政治以前のゲス新党だ》
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 小池が名づけた希望の党、当落スレスレの議員からすれば希望の灯、他党から見れば怪しげな火、国民から見れば蜃気楼としか見えない。
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 希望の党と言う名の田舎芝居。言っていることは、上手いことを言うが、有権者に対し「政治家として、高い志は一言も語られていない」選挙詐欺集団だ。
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 新党参加・若狭、細野両氏を除く参加者は以下の内容だ。
 【衆院】長島昭久(比例東京)、木内孝胤(同)、笠浩史(神奈川9区)
 【参院】松沢成文(神奈川)、行田邦子(埼玉)
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