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19事業所で不備!
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瑞浪市釜戸町の土砂崩れで中央自動車道に窯業廃棄物が流入した問題で、県は9月15日、窯業原料メーカー「丸釜釜戸陶料」に廃棄物の全量撤去を求める措置命令をするとともに、県内の同業種の企業に行った緊急検査の結果を発表した。県廃棄物対策課の大坪敬明課長は「今回を教訓に、いかに再発を防ぐか考えていく」と力を込めた。
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県は8月末から9月上旬、丸釜釜戸陶料と同じ有害物質「結晶シリカ」を扱う窯業原料メーカー31社、計34事業所を立ち入り検査した。産業廃棄物の保管状況や処理委託先、産廃管理票(マニフェスト)の有無などを調べた。廃棄物処理を請け負う8業者にも立ち入った。
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違法に廃棄物を保管、投棄していた社はなかったが、19事業所の保管場所には所定の掲示板がなく、許可がない品目の処理の委託や契約書の不備などがあった。今後、結晶シリカを扱わない約200の事業所も調べる。
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今回の調査で、丸釜釜戸陶料のような不法投棄の事例を把握するのは難しいという。大坪課長は「(投棄場所が)工場から比較的離れていて、私有地でもある。目視で確認できないと難しい」と語った。県は業界の意識向上を目指し、廃棄物の適正処理を徹底する講習会を計画している。
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