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   民進党:幹事長人事で躓き・やはり人材不足!
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山尾氏撤回し混乱したが大島氏が幹事長に!
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 民進党は9月5日午後、党本部で両院議員総会を開き、前原誠司代表が提示した役員人事を承認し、新執行部が発足した。
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 前原氏は、党運営の要となる幹事長人事で、いったん内定した山尾志桜里元政調会長(43)を断念し、大島敦元総務副大臣(60)を起用した。人事をめぐる混乱が露呈し、前原氏は執行部発足前からつまずいた格好だ。両院議員総会で幹事長に選対本部長を務めた大島敦・元総務副大臣を起用した。
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 前原氏は総会の冒頭、「人事のことでいろいろ心配をかけていることに、おわび申し上げたい」と陳謝。「早ければ10月22日に総選挙があるかもしれない。われわれが新たな社会像、国民に選択肢を示すことは歴史的な使命、責務だ」と述べ、結束を呼び掛けた。総会で人事に異論は出なかった。
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 前原氏は、衆院当選2回の若手で女性の山尾氏を幹事長に抜てきし、党のイメージアップを図る考えだった。しかし、代表選で前原氏を支持した議員らから山尾氏の政治経験が不十分なことへの懸念が噴出し、撤回に追い込まれた。

 総会後、前原氏は記者団に「発信力も刷新感もある山尾さんを(幹事長に)という気持ちがあった。ただ、総合的に判断した」と語った。
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 幹事長に内定していた山尾志桜里氏(43)の起用を見送ったことについて「総合的に判断した」と述べた。詳細な理由は説明せず、「柔軟性を持って決めた。まさに『ニュー前原』だ」と主張し、スタートのつまずきを否定した。
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 大島氏は、大畠章宏元経済産業相を中心とする議員グループ「素交会」会長で、代表選では前原氏陣営の選対本部長を務めた。閣僚や党要職の経験がなく、幹事長としての手腕は未知数だ。
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 前原氏は当選2回の若手ながら、国会で匿名ブログ「保育園落ちた日本死ね!!!」を取り上げたり、共謀罪法の問題点を指摘したりして安倍晋三首相を追及した山尾氏を登用することで刷新感を打ち出し、低迷する党勢の回復につなげようとした。
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 代表選で前原氏を支持した議員を中心に、山尾氏の政治経験の少なさや調整力を懸念する声が相次ぐなかでも、前原氏は山尾氏を登用する意向だったが、その後、「週刊誌が山尾氏の男性との交際問題を取材している」(党関係者)との情報を得て、起用を断念した。
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 山尾氏は交際問題を強く否定しており、前原氏は代表代行への横滑りも検討したが、党に与える影響を考慮し、執行部入り自体を見送った。前原氏は記者団に、「(週刊誌の)記事も読んでいない。有為な人材なので、活躍の場をしっかり探していきたい。どういうポジションがいいか、少し時間をおいて考えたい」と述べた。
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代表代行に枝野幸男元官房長官(53)を起用。山尾氏も代表代行に充てることを検討したが、見送った。
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政調会長に階猛元総務政務官(50)
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選対委員長に長妻昭元厚生労働相(57)
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国対委員長に松野頼久元官房副長官(56)
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役員室長に小川淳也元総務政務官(46)
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常任顧問は岡田克也元代表(64)が続投 
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