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大騒ぎをしたのだが誰も起訴できず!
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京都府立医科大で残った「偽診断書」に対する京都府警の判断が決まった。9月1日の読売新聞に事件の結末が出ている。
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京都府警は、今月中にも前院長・吉村氏と診断書を書いた元担当医2人の「起訴を求めない」とする意見書を付け京都地検に送付するという。
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本紙は、事件発生以来、記事を書いてきたが、一貫して「学長の贈収賄や執刀医の偽診断書はない」と書いてきた。結果論として、本紙の方向は正しかったことになる。
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本紙が、京都府の外部調査委員会がいつ終わるのか分からない「調査をなぜ続行し、カルテの書き方にまで言及するという重箱の隅をつつく」やり方に、京都府の知事・副知事の苛立ちが見えるような気がする。そもそもの発端が、収監する被告を庇って収監を遅らせてとする「原因」は、学内か学外かは分からぬが腎移植にうとい「医者に判断を仰いだ」ことが、そもそもの失敗であろう。
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根本は、京都府と医科大に渡る「学長選のしこり」からきた主導権争いであろう。今回は京都府が病院側をねじ伏せた感があるが、このしこりは当分ほどけそうもない。
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9月1日に掲載された新聞記事(読売新聞)
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