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中露米の思惑など無視:北朝・6回目の核実験!
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安倍首相「核実験とすれば断じて容認できない」!
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北朝鮮-電磁パルス攻撃に初言及!
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河野太郎外相は9月3日午後、外務省で記者団に「北朝鮮が核実験を行った、と政府として断定する」と明言した。すでに北京の大使館ルートを通じて「核実験であるならば極めて許しがたい。様々な安保理決議に違反をするものだ」として最も強い言葉で非難したことも明らかにした。河野氏は、国連安全保障理事会の緊急会合を改めて招集するため、米国、韓国とすでに連絡を取り始めたことも明らかにした。
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安倍晋三首相は3日午後、首相官邸で記者団に「先ほど気象庁が北朝鮮付近を震源とする地震波を感知した。自然地震ではない可能性があり、北朝鮮が核実験を強行した可能性がある」と明らかにした。
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首相は「もし北朝鮮が核実験を強行したとすれば断じて容認できず、強く抗議をしなければならない」とし、国家安全保障会議(NSC)を開いて情報の集約と分析を行う考えを示した。
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また、首相は関係省庁に対し、情報の収集・分析▽国民への的確な情報提供▽米国、韓国、中国、ロシアといった関係国との連携――の3点を指示した。
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韓国軍の合同参謀本部は3日、北朝鮮北東部の咸鏡北道・豊渓里付近で発生したマグニチュード(M)5.6の地震について、6回目の核実験によるものと推定されると明らかにした。韓国軍は地震観測後、全軍に監視・警戒態勢の引き上げを指示し、米軍と連携して北朝鮮軍の動向を詳しく監視している。
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韓国気象庁の国家地震火山総合状況室は3日、同日午後0時36分に北朝鮮北東部の咸鏡北道・吉州郡付近でマグニチュード(M)5.6の地震が発生したと発表した。震源地は吉州郡から北北西44kmで、震源の深さはおkm。
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気象庁関係者は「人工地震は波形がS波よりP波がはるかに大きいが、今回の地震はそのような特徴を見せている」として、「過去に核実験を実施した地域とも一致する」と説明した。
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米国地質調査所(USGS)によると、日本時間9月3日12:30頃、北朝鮮北東部を震源とするM6.3の地震が発生し、観測した地震について爆発の可能性があるとしている。
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核実験と確認されれば、昨年9月9日の建国68周年に際し実施して以来1年ぶりで6回目。今年1月のトランプ米政権発足後は初めて。
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ICBM開発で北朝鮮は電磁パルス攻撃に初言及した。中国地震局は、地震の規模はマグニチュード6.3で、震源の深さは「ゼロ」だったと発表した。
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北朝鮮国営の朝鮮中央通信などは9月3日、金正恩朝鮮労働党委員長が新たに製造された大陸間弾道ミサイル(ICBM)の弾頭部に装着する「水爆」を視察したと報じており、水爆実験を強行した可能性がある。
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核・ミサイル関連活動を禁じた国連安全保障理事会決議の明確な違反で、トランプ政権が強硬姿勢を強めるのは必至だ。また、中国、ロシアを含め、国際社会の制裁圧力が一層高まり、孤立がさらに深まるのは避けられない。
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北朝鮮は7月4日と28日の2回にわたり、ICBM「火星14」の発射実験を強行した。さらに、8月29日には中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練を実施、ミサイルは日本上空を通過し、北太平洋に落下した。ICBMの実戦配備に向け、核弾頭の性能向上を図るとともに、圧力に屈しない姿勢を内外に誇示する狙いがあるとみられる。
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北朝鮮の核実験強行は米中露に対し、どのような制裁でも跳ねつける。経済制裁に対しては大国と互角のICBMや核を保有し、何時でも報復攻撃に出れると「見せつけ」た。自ら危機を拡大させ、危険の道を走り出したようだ。感情で動くトランプ大統領はどう動き出すのか。一方、9月3日とは抗日戦勝日に当たり、今秋行われる第19回中国共産党大会前に、習近平主席のリーダーとしてのメンツに係わる問題は排除するはずが、寄りによって1年ぶりの核実験を今起こしたことに対し、世界各国の厳しい目は痛いほど感じることであろう。どう対応するのか、注目される。
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米国は、戦争より「金正恩朝鮮労働党委員長」を抹殺する方向へ進むだろうし、中露も同意すれば即実行するだろう。何故なら、ISISより性質が悪いからだ。
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