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不動産の専門家・積水ハウスの手抜かり!
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担当した司法書士は素人なのか!
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積水ハウスが、所有者から第三者を介して購入した物件の所有権を得られなかったと発表。購入代金のうち63億円は既に支払い済みだが、所有権移転登記の段階で、本人確認が出来ず移転登記が出来なかった。この時点で詐欺が判明したが、後の祭りだった。
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積水ハウスは8月2日、東京都内の不動産の購入代金の大半を支払ったにもかかわらず、所有権移転登記を受けられない事態が起きたと発表し、捜査機関に被害の申し入れを行い、民事・刑事の両面で対応を進めることにした。
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同社によると、問題の不動産は、都内の約2000㎡の土地。積水ハウスの契約相手先が土地所有者から購入後、積水ハウスに転売する形式だった。
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土地謄本 2-22-1
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4月24日に売買契約を結び、決済日の6月1日に購入代金70億円のうち63億円を契約相手先に支払った。だが、決済日に所有権移転登記を申請したところ、所有者側の提出書類に真正でないものがあったとして、申請が却下されたという。それ以降、所有者とは連絡が取れない状態になっているという。
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積水ハウスによると、分譲マンションの建設用地として東京品川区の土地などを所有者を名乗る女性から購入する手続きを結びましたが、女性側から提供されたパスポートなどは偽造されたものだとわかったという。
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まさに詐欺の分担に嵌ったのだが、所有者確認と文書確認に手抜かりがあったことは間違いなく。詐欺集団の分担作業にものの見事騙されたと言える。
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詐欺の持ち分は、
・書類を偽造する専門家。
・売主になりすます常連詐欺師。
・弁護士、司法書士になりすますか、現職が加担する。
・騙す客を探してくるブローカー。
・これらを個別に指揮する人間。
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今回土地売買に登場する会社は
IKUTA移転前・閉鎖謄本
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IKUTA現在謄本
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今年4月、地主から持ちかけられて、とある企業(IKUTA HOLDINGS㈱)を経由して積水ハウスに売られることが決まったと持ちかけられた。所有者は、一切売りませんときっぱり断っていたにもかかわらず、4月になってIKUTA
HOLDINGS㈱に所有権移転請求権仮登記がされており、同日にこの仮登記が積水ハウスに移転された。
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土地謄本 2-22-2
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書類不備により6月13日に解除となり、土地4筆は相続移転登記により2名の所有となっている。
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土地謄本 2-22-3
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土地謄本 2-22-5
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積水ハウスは現在、捜査に全面的に協力し、支払い済み代金の保全・回収手続きに注力しているという。
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同社は「捜査上の機密保持のため、発表した内容以上の開示は差し控える。今後は不動産取引ルールの再点検を実施し、再発防止に努めていく」とのコメントを発表している。
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仲介不動産業者もブローカーも、弁護士も司法書士も「私も騙された」と口をそろえて言いいだすことによって、誰が本当の犯人か分からなくなってしまう。しかし、仮登記の所有者IKUTA
HOLDINGS㈱は4月24日には永田町の十全ビル(小林興起の後援会事務所)に居たが、事件発覚後に恵比寿の高級マンションへ移転した。
IKUTAのオーナーは生田剛と言われる。
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生田はアパレル会社「株式会社MOVE」を経営、一時は30億円(09年連結実績)を売上げていたようだ。この「株式会社MOVE」の名刺にある住所恵比寿4-20-2はIKUTA
HOLDINGS㈱と同じ住所である。
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十全ビル
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405 ・株式会社ティー・エス・ブレーン
・株式会社ティー・ケイ・エス
・日本経営開発企業団 会長:野田毅:衆議院議員
理事長:田中一昭:元総務庁行政監察局長
理事:小林興起:元衆議院議員
・NPO法人都市農業再生研究会
・日経団ビジネス開発株式会社 日本経営開発企業団 内
理事長:田中一昭:上記
専務理事:湯澤茂: 日経団ビジネス開発(株)会長
・ナベグラヴィ・ジャパン株式会社
(ベトナム・インベストメンツ・パートナーズ株式会社)
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406 ・国民党本部(つばさ日本本部)代表者小林興起
・小林興起後援会・永田町事務所
(406 IKUTA HOLDINGS株式会社) 6月26日恵比寿へ移転
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日経団ビジネス開発株式会社・謄本
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