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詰め腹切らせられた報復だ!
7月の監察報告と8月人事!
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7月24、25日と衆参予算員会閉会集中審査で、加計学園問題の質疑に安倍首相が出席することが決定したのに歩調を合わせるように、南スーダンPKO日報で隠ぺい工作が行われていた内容は、稲田防衛相も承知の上と言う疑惑が急浮上してきた。集中審議で取り上げられるようタイミングを計った報道だ。
南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題で、稲田朋美防衛相が隠蔽に関与していた疑いが浮上し、連日の報道が賑やかだ。
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特別防衛監察の結果公表を目前に控えての急展開で、陸上自衛隊など制服組と呼ばれる自衛官の間にくすぶる稲田氏への不満が背景にあるとの見方も出ている。
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防衛省は月内に監察結果を公表し、8月1日付で制服組を含む幹部人事を発令する方向で調整している。陸自で見つかった日報データの存在を隠していた責任を認め、陸自幹部ら関係者を処分する見通しだ。
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稲田氏は3月中旬の国会答弁で「私は破棄を指示することは断じてない」と関与を否定し、「事実なら厳正に対処する」と表明した。監察が進むにつれ、陸自内には「全ての非が陸自に押し付けられるのではないか」、トカゲの尻尾切りになるのではないかとの疑念が広がっていた。
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こうした中、日報の存在を非公表とする決定を稲田氏自身も了承していたと、一部報道機関が18日に報じた。稲田氏は直ちに否定したが、稲田氏の関与を示す報道が続いている。
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背広組と呼ばれる内局のある幹部は「陸自からのリークではないか」と制服組への不信感をあらわにした。与党幹部は「こういう話が続くのはシビリアンコントロール(文民統制)の観点からすれば問題だ」と懸念を示した。
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いづれの問題もリークがあるからマスコミは飛びつく。他紙にリークがあったことが分かると、貧乏くじを引いたものや引かされそうなものは此れ幸いと情報を流し始める。安倍政権の対応のまずさが問題を大きくし、収拾がつかない状態へと追い込まれつつある。8月3、4日にも行われると言われる内閣改造も、内容次第では自民党内に軋轢が生じそうだ。
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安倍首相の優柔不断な態度が混迷の一因でもあると言わる中、稲田防衛大臣をいつ切るのか、或いは辞任をさせるのか、決めれない首相の決断の時が迫ってきた。
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