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随意契約で発注!
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成田空港の物品納入を巡る汚職事件で、成田国際空港会社法違反(収賄)の疑いで警視庁捜査2課に逮捕された成田国際空港会社(NAA)の元上席執行役員、栗田好幸容疑者(64)が業者に発注をする際、十数万円単位の随意契約を頻繁に交わしていたことが7月5日分かった。
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NAAの内部調査では、栗田容疑者が随意契約を繰り返していた業者が多数あったと判明しており、この中に同法違反(贈賄)の疑いで一緒に逮捕された越川勝典容疑者(47)が経営する建築会社「オフィスときわ」なども含まれていた。
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捜査2課によると、栗田容疑者は業者を選定する権限を持っていた。
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成田空港会社の元執行役員が、会社が発注した業務をめぐって便宜を図った見返りに千葉県内の建築会社から現金を受け取ったとして、収賄の疑いで逮捕された事件で、この元役員が、少額の発注業務であれば随意契約の業者を自分で選べる権限を利用し、建築会社に繰り返し業務を受注させていた。
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千葉県成田市にある成田空港会社の元上席執行役員、栗田好幸容疑者(64)は、会社が発注した物品の納入業務をめぐって便宜を図った見返りに、ことし1月、千葉県多古町にある「オフィスときわ」の社長、越川勝典容疑者(47)夫婦から現金60万円を受け取ったとして収賄の疑いで警視庁に逮捕された。
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栗田元役員が、200万円未満の発注業務であれば随意契約の業者を自分で選べる権限を利用し、越川容疑者の会社に業務を繰り返し受注させていた。
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警視庁によると、平成26年度以降、成田空港会社から合わせて1億円以上の業務を受注していたといい、警視庁は、癒着の実態について、さらに調べを進めている。
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