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潜水艦増強・69~78隻へ!
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米国防総省は6月6日発表した中国の軍事動向に関する年次報告書で、中国が領有権を主張する沖縄県の尖閣諸島に急襲作戦を仕掛けることを想定し、部隊育成を進めていると指摘した。また2020年までに潜水艦69~78隻を保有すると推定した。中国が軍備増強を背景に東シナ海での主権主張を強めていることへの米側の警戒感が表れている。
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報告書は、中国人民解放軍が急襲作戦の遂行力を向上させるため、新たな装備の使用や訓練に取り組んでいると分析。台湾侵攻や南シナ海の島を制圧するほか「尖閣で起き得る緊急任務」への対応が目的とした。
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特に尖閣に関して、中国海軍の海兵隊が、中国南部の広東省にある演習場で強襲揚陸作戦の訓練を実施したと言及。水陸両用車や小型ボートを使って海から上陸したり、ヘリコプターで特殊部隊を潜入させたりする内容だった。また、ロシアやタイとも共同訓練を実施していたという。
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報告書は中国海軍が16年に4隻目の揚陸艦を強襲揚陸艦隊に投入したほか、戦車を上陸させる艦艇3隻も追加したと明記した。初の国産空母が20年までに運用を開始するとの見方を示した。
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尖閣を巡る記述では、中国と台湾が領有権を主張しているが、米国は日本の施政権下にあることを認め、日米安保条約第5条が適用されると強調した。
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日本政府は尖閣を想定して離島防衛の強化のため「水陸機動団」を新設するほか、輸送機オスプレイや水陸両用車の導入を決めている。
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