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   加計学園で騒いだが:まだ獣医学部の許可は出ていない!
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文科省の獣医学部許可は8月末!
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教授70名予定が基準32名超えた程度!
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 6月16日で通常国会は幕を閉じ、加計学園問題は野党の要求する閉会中審査を求めているが、はたしてどうなるだろうか。
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 岡山理科大が提出した「獣医学部および付属家畜病院等の設置計画」内容によると、
入学定員は160人、教員数は70人(専門教員)となっているが大学設置基準では32人である以上、これ以上教員を集めれなくても、ぎりぎりスタートできる。
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1学科70人の獣医系専任教員を配置し、独自のアドバンスト教育体制を導入しており、獣医学部獣医学科の入学定員を160人とすることが適当と考えている。(公募に対する応募文書より)
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 今現在の確保された教員は、他大学の教員より質は低いとされ、これでは学校側の言う質の高い教育が実行できるかが、文科省の審議会の委員達の懸念である。今年から5、6年次で動物病院や牧場で診療する実習制度がはじまり、5~6人を連れて行くのと、何十人もつれて実習するためには、専任教員の確保が大変になり、既存学部でも専任教員の確保が課題になるのに、実績のない岡山理科大に専任教員が簡単に確保できるか疑問視する。
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 第25回国家戦略特別区域諮問会議(平成28年11月9日(水))において、麻生太郎財務大臣から、発言があった。
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○麻生議員
 松野(文科)大臣に1つだけお願いがある。
 法科大学院を鳴り物入りでつくったが、結果的に法科大学院を出ても弁護士になれない場合もあるのが実態ではないか。だから、いろいろと評価は分かれるところ。似たような話が、柔道整復師でもあった。
 あれはたしか厚生労働省の所管だが、規制緩和の結果として、技術が十分に身につかないケースが出てきた例。他にも同じような例があるのではないか。規制緩和はとてもよいことであり、大いにやるべきことだと思う。しかし、上手くいかなかった時の結果責任を誰がとるのかという問題がある。
 この種の学校についても、方向としては間違っていないと思うが、結果、うまくいかなかったときにどうするかをきちんと決めておかないと、そこに携わった学生や、それに関わった関係者はいい迷惑をしてしまう。そういったところまで考えておかねばならぬというところだけはよろしくお願いします。
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 役人や議員が考えることは、発案し、予算を計上し、実行しても、誰も結果については責任を負わず、都合が悪けりゃ「ハイお終い」となることが多く、この獣医養成学部も「5年、10年先に獣医の就職先がどれだけあるのか」文科省も農水省も実情調査をせずに規制だけを盾に物事を云々している。
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 野党にしても、特区問題で「首相の影響があったとして追及」しているが、文科省の前川前事務次官の内部文書だとして公表した裏には、文科省の天下り問題で詰め腹切らされた私怨が絡んでいるとみる向きもある。内閣府の影響で文書を作成したとしても、学部許可が出なければ「今治市に建設している岡山理科大の獣医学部はただの箱もの」であり、許可がでるまで待たなければならない。
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 野党の国会追及は学部許可が出ており、平成30年春には開校できるという前提のもと、安倍首相の影響を傘に着て首相補佐官などが圧力をかけた。と断言しているが、まだ審査中であり、審査条件を増やせば簡単にクリアできず保留となる。
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 戦略もなく、ただ前川氏の尻馬に乗って騒いでみたが、不発で終わるような花火を何百あげても見ている観客は首が痛くなるだけで、玉や~の掛け声ひとつかからないだろう。
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 人事権を役人の手に戻そうとする一縷の望みで書類をリークしても、内閣にとってはチクリとはするが、致命傷にはならない。それより、秋の人事と春の人事では、文科省内でも地方へ飛ばされる人数が多くなりはしないか。
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 今の野党、頼みにするには人材不足。
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