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ギャンブルに使っていた!
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JA北びわこ(滋賀県長浜市)は6月6日、渉外を担当する男性職員(43)が組合員 らの貯金約4470万円を横領していたと発表した。近く県警長浜署に被害届を提出し、処分する方針という。横領した金は競輪や競馬に使ったという。
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JA北びわこによると、男性職員は平成27年2月ごろから、当時担当していた虎姫支店の顧客に、架空の定期貯金への預け替えを勧誘。現在の貯金を解約をさせたあと、顧客の通帳を預かって暗証番号を聞き出し、自身でATM(現金自動預払機)を操作して現金を引き出していた。
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被害にあったのは、虎姫支店に口座をもつ10人と1団体の系9口座。引き出した金は、ギャンブルに使っていたという。
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同農協によると、係長は15年2月~17年5月の間、親しい顧客に「金利の高い定期貯金に替えたらどうか」と勧めるなどして、定期貯金を解約させ、新しい口座は設けず現金を横領。普通貯金も通帳を預かり、聞き取った暗証番号を使って現金自動預払機(ATM)から現金を引き出していたという。
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男性職員は今年4月に大郷支店に異動後も虎姫支店管内の顧客を訪れていたことから上司が不審に思い、本人に面談したところ横領を認めた。今年5月に実施した内部調査などで不正が発覚した。同農協は、滋賀県警に被害届を提出するとともに、係長の処分を検討する。
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