設計会社キアラから事情聴取・補助金問題で！
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大阪市の学校法人「森友学園」が大阪府豊中市の旧国有地で計画していた小学校の建 設で、金額の異なる工事請負契約書を国や大阪府などに提出していた問題を巡り、学園の籠池泰典氏（６４）が国の補助金を不正に受給したとする補助金適正化法違反容疑の告発状を、大阪地検特捜部が受理したことが３月２９日分かった。
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「森友学園」に格安で売却し、国に損害を与えたとする財務省近畿財務局職員らに対する背任罪の告発状について、大阪地検特捜部が４月５日に受理した。
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「森友学園」（大阪市）の小学校建設をめぐる問題で、籠池泰典前理事長が国の補助金を不正受給した疑いがあるとして、大阪地検特捜部が建設工事に関わった京都市内の設計会社キアラ建築研究機関から事情聴取していたことが５月５日、マスコミが一斉報道した。
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特捜部は籠池氏に対する補助金適正化法違反での告発状を受理しており、同法違反での立件を視野に捜査を進めているとみられる。
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キアラ建築研究機関によると、特捜部は同社の松本代表に対し、４月下旬から複数回にわたって事情聴取し、同社の他のスタッフからも事情を聴いたという。
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「森友学園」が開設を目指した小学校の設置認可申請を巡り、学園が大阪府私立学校 審議会（私学審）に提出した「７億５６００万円」の工事請負契約書について、設計業者・キアラが国交省の聴取に「知らない」と説明しているにもかかわらず、契約書に設計業者のキアラ建築研究機関（キアラ）の押印があるという。
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国交省は、国への補助金の申請代理人となった設計業者のキアラの代表への聞き取り結果を公表。当初は１５億６０００万円での契約だったが、費用の計上漏れなどで２３億８４００万円に増え、学園と施工業者が契約を結び直したと説明したという。
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府の私学審の事務局である私学課に学園が提出した契約書では７億５６００万円となっていたが、設計業者は「２３億円と１５億円の契約書は知っているが、７億円の契約書は知らない」と答えたという。
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＜２０１５年７月１４日の建築ニュース＞
学校法人森友学園（大阪市淀川区塚本１－６－２５）は大阪府豊中市に建設する小学校「（仮称）森友学園小学校新築工事」の施工者を中道組（大阪市都島区）に決めた。
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設計はキアラ建築研究機関（京都市中京区堺町通錦小路上る菊屋町５３０）が担当。
完成は２０１６年３月下旬を予定している。
小学校の規模はＳ造３階建て延べ５７９５㎡。
建設地は豊中市野田町１５０１（地番）の敷地８７７０㎡。
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建設会社は当初㈱中道組とニュースで流れたが、建築受注は藤原工業（大阪府吹田市）であり、安い方へ発注したようだ。
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中道組はＨＰで、土壌の地下３ｍまでの地中障害物の除去と設計会社から指定された場所の土壌改良工事を行ったものの、生活ゴミの発見や撤去には一切かかわっていないと表明している。建築にも関係していない。
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＜キアラ建築研究機関・会社概要＞
１級建築士事務所 ㈲社キアラ建築研究機関
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・京都オフィス（本社）
〒604-8127 京都市中京区堺町通錦小路上ル菊屋町530冨美屋ビル2F
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・神戸オフィス
〒659-0084 兵庫県芦屋市月若町3-5
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・東京オフィス
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町22-1P-CAMP BLD. 内
.資本金500万円年商約1億円（2010年度）
取締役松本 正スタッフ10名（2012年1月現在）
（１級建築士2名、２級建築士3名）
業務内容
1.建築設計及び監理
個人住宅、集合住宅、建売、売建等商品住宅、商業建築、オフィス、教育施設、そ
の他建築全般
2.インテリア設計
住宅、集合住宅のリフォーム、店鋪、オフィスのインテリア
3.プロダクトデザイン
4.建築プロデュース
土地活用、建築企画提案
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学校法人「森友学園」（大阪市）が新設予定の小学校「瑞穂の國（くに）記念小學院」（大阪府豊中市）の設置認可を巡り、府教育庁は３月９日、開校予定地で現地調査（ 実地検査）を実施した。府教育庁によると、学園側は、建築費が総額１５億５５２０万円だと示す領収書を提示。これまでは府私学審議会向けに建築費を７億５６００万円と報告しており、府教育庁は、財務状況をよく見せようと虚偽の書類を提出した可能性が高いとみて小学校設置を「不認可」とする方針。
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国は、学園が小学校開設の認可が得られなければ、土地を買い戻すことを検討している。
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小学校の建築費について、学園側は府私学審議会向けに提出した資料の中で、７億５６００万円とする契約書を提出。一方、小学校の施工業者は府建築振興課に対し、建築費は１５億５５２０万円とする契約書を提出している。また、学園側は国交省には建築費を２３億８４６４万円とする契約書を提出していた。日付はいずれも２０１５年１２月３日。
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府教育庁は、籠池氏らに金額の差について確認したところ、建築費の前払い金の領収書を見せられ、総額では施工業者が府建築振興課に提出した契約書に記載された１５億５５２０万円に近い数字になったという。
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キアラ設計の国交省への説明によると、学園と施工業者の藤原工業（大阪府吹田市）は約１５億円で契約。着工後、鉄骨工事などの見積もり漏れが分かり、学園側の要望で追加費用も生じたために約２３億円に増額したという。
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森友学園は、小学校の建設で工事費が異なる３種類の契約書を作り、国や大阪府などに提出していました。府が今年３月、建設業者に確認したところ、「１５億５５００万円が正しい」と答えたということですが、国には２３億８０００万円とする工事の契約書を提出、５６００万円の補助金を受けていた。
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建設業者原田産業は取材に対し、「２３億円の契約書は国からの補助金を受け取るために費用の上振れ分を見込んで作った」と話しています。大阪地検特捜部は、工事に関わった京都市内の設計会社キアラなど、関係業者らから事情を聴き、適正に補助金が受給されていたのかどうか詳しく調べている。
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籠池氏が、証言拒否をした３通の契約書問題も、誰が首謀者か間もなくわかるだろう 。
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