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2020年までに改正したい・安倍氏!
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国民投票で絶対阻止を・野党!
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歴代首相が憲法改正を口に出せないで、こじ付け解釈で自衛隊を整備し、世界では5番目の軍事力と評価されるまでになり、安倍首相も改正に「時は今」と考え、憲法施行70年を迎えた5月3日を機にに改正を口にした。
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戦争放棄の9条を改正するのではなく、九条に自衛隊明記を加える加憲(公明党が主張)改正を前面に出してきた。野党第1党の民進党は、改憲阻止ではモタモタ、ヨタヨタしながら野党連合に進めるが、加憲と言う対応には割れることは間違いない。蓮舫・野田が加憲対策を講じれるだろうか。
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北朝鮮の相次ぐミサイル発射、6回目の核実験は何時あるのか、中国軍の軍備増強、中東・アフリカの内戦、加えて欧州での爆弾テロの続発がEU内の国民に恐怖感を与えている。
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日本はどういう分けか、国際紛争に関心を示しても、身近なものとして気に留めるのは希薄である。このゴールデンウイーク60万人が海外旅行に出かけているが、紛争地域、政情不安地域、政府が危険だとする韓国などへの旅行など、どこ吹く風で出かけている。
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北朝鮮で戦火が開くこともあると予想し、中国軍やロシア軍は朝中露国境に10万人隊の軍隊を移動させている。安倍内閣の対応は、一般国民にとって過剰反応と映り、野党は批判の目を向けているが、その野党はやることがないのか、森友学園問題で籠池前理事長を呼び「マスコミの前でパフォーマンス」を繰り広げている。野党第1党の民進党がこの程度の国際認識なのだから、国会議員として低能なのは疑う余地はない。
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日本だけが取巻く一部周辺国の悪意に直面しても、憲法九条の改悪を阻止する息巻いている教育者、マスコミ、文化人、左傾労組が「日本は戦争に突入」しようとしていると声高に叫び、国連が世界の紛争地帯に国連軍軍の派兵を要求し、日本も応じようとすると「憲法違反」だと騒ぎ「憲法を盾に国連要請を拒否」する。
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いま改めて「日本人が言う平和とは何か」が問われる時代になったともいえる。司馬遼太郎は産経新聞に連載された「風塵抄」で平和について書いている。宗教としての「念仏唱和」を例に挙げ、『唱名だけで、浄土に往生できる。つい、平和についても、唱名をする。平和念仏主義と言うべきものである』と。つづけて『念仏では平和は維持できないのである。平和とは、まことに儚いものである』別のエッセイにも『戦後の平和運動が。軍国主義の戦前と同じ呪文主義(平和へいわと絶叫していれば、何とかなるという考え方)だったことも反省せねばならない』。そういう意味からいえば、民進党や旧社会党などが唱える“憲法改悪は戦前に戻る”という呪文は、一向に解けない悪性呪文だ」
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「風塵抄」に、「平和を維持するためには、人脂(ひとあぶら)のべとつくような手練手管が要る。平和維持にはしばしば犯罪まがいの脅しや、商人が利を遂(お)うような懸命の奔走も要る。さらには複雑な複雑な方法や計算を積み重ねるために、好悪の評判までとりかねないものである」と書いてある。その例として徳川家康の豊臣家処分があるとものべ、ている。
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chengeといってアメリカ大統領となったバラク・オバマ、彼の在任した8年は「話し合い」を前面に押し出し、世界の警察官を止めて以来、世界中に争い事が多くなり、アメリカの低迷が始まった。「平和平和と叫び、憲法九条を守れば、ミサイルも飛んでこないし、尖閣が欲しけりゃ中国やればよい、戦争を放棄したのだから」というのも、根本では「平和念仏主義」という信仰に近いものだが、実際にはそんなことはあり得ない。中国は、周辺国を武力で制圧し、民族同化を進めている。
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武力をもち、立ち向かえるからこそ「制圧にも、侵略にも、他民族の奴隷」にもならないでいられるという事を今一度考えてみるべきだ。
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日本が大陸続きであったなら、平和念仏主義などとっくに蹴散らされていただろう。
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