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戦車中心(4000両)の軍隊!
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米国防総省当局者は4月19日、シリア政権軍が戦闘用航空機の温存を図るためシリア内にあるロシア軍の航空基地近くに多数を移したことを明らかにした。米軍の新たな攻撃に備えた動きと見ている。
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移動は、シリア政府軍のシュアイラート空軍基地に対し米軍が巡航ミサイル「トマホーク」の攻撃を仕掛けた今月6日の直後に始まったとされる。
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同省当局者2人の説明によると、これら航空機の新たな配備先となったのは地中海に面する港湾都市ラタキアにあるバッセル・アサド国際空港。同空港はアサド政権を軍事支援するロシアの空軍戦力の多くが拠点とするフメイミム空軍基地に近接しているという。
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ロシア軍はフメイミム空軍基地に対空ミサイルも据えたとされる。航空機の移動には、米国はロシア軍戦力や対空ミサイルが存在する場所近くへの攻撃はためらうとの計算が働いたともみられる。
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米軍は4月6日のトマホーク攻撃前にロシア軍の損害を避けるため、設置済みの両国軍間の通信手段を通じ攻撃を通告したともされた。
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米国はアサド政権に対し化学兵器の再度使用をけん制するため、新たな攻撃も否定しない立場を示している。
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国防総省当局者によると、トマホーク攻撃はシリア軍が運用可能な固定翼の航空機の約20%を無能力化する戦果を挙げていた。この結果、残る航空機の温存を迫られていたという。
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アメリカのマティス国防長官は4月10日、米軍が行ったシリア空軍基地へのミサイル攻撃について、シリア中部のシャイラト空軍基地へのミサイル攻撃により、シリア軍の現役航空機の20%を破壊した。また、同基地内の燃料や爆薬の貯蔵機能と対空能力にも打撃を与えた。この攻撃により、シリア政府は同基地を利用した補給や軍備の建て直しが不可能となっていると述べた。
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内戦前にシリア空軍が保有していた兵力は、MiG-29戦闘機約60機、MiG-21戦闘機約65機、MiG-23戦闘爆撃機約60機、MiG-25戦闘機11機、Su-24MK戦闘爆撃機約20機、Su-22戦闘爆撃機約40機など最大で190機(内戦開始時は370機と言われる)とされるが、老朽化も激しく実稼働は何%くらいなのかは判明していない。
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ロシア空軍機がアサド空港に展開し、Su-30SM戦闘爆撃機4機、Su-24M戦闘爆撃機12機、Su-25攻撃機112機の合計28機である。
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