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虚偽診断容疑で!
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京都府立医科大付属病院(京都市上京区)が暴力団組長の収監見送りを巡り、検察庁に虚偽の病状を記した回答書を提出したとされる事件で、京都府警捜査2課などが3月27日夜、虚偽診断書等作成の疑いで、康生会・武田病院(下京区)の医師で不整脈治療センター所長の全栄和(61)=左京区吉田河原町=ら3人を逮捕した。
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他に逮捕されたのは、同病院の職員だった大西義彦(45)=大津市=と、会津小鉄会系組員の山田英志(48)=宇治市=。組員は、指定暴力団山口組系淡海一家(大津市)総長の高山義友希受刑者(60)の実父が組長だった会津小鉄会系中川組に所属し、高山受刑者ともつながりがあったという。
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逮捕容疑は、3人は共謀し、2016年2月、高山受刑者の病状について、刑務所収監により不整脈が重篤化する恐れがあるなどと虚偽の文書を作成し、大阪高検に提出した疑い。
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全栄和容疑者は、「医師として普通のことをやっただけ」と話していた。
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両病院から検察側に提出された高山受刑者の病状を記した回答書は、いずれも容体の重篤さが強調されていた。府警は2月、回答書の内容が虚偽の疑いがあるとして、虚偽公文書作成などの疑いで、府立医科大付属病院と武田病院を家宅捜索し、関係者らの聴取を進めていた。
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本紙の予想より3日早かった。
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京都府立医大の偽診断書がどう判断されるかは、専門医療機関の「当時の診断書が虚偽なのか」どうか、同一条件で適否なのか、京都府警に複数の診断書判断が京都府医大から提出されているようだ。専門医は偽診断書ではないと答えているようだ。
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本日の武田病院全医師の逮捕でとりあえず一段落ついた形だが、逮捕を前にして府警捜査2課の次席兼調査官(府立と武田の指揮官)が21日付けで向日町副署長に、後任は特殊詐欺捜査室長兼調査官が、捜査2課長補佐が特殊詐欺捜査室長兼捜査2課調査官に就任した。これは何を意味するのだろうか。
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