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府と学校事務局の横やりで大学では出来ず!
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京都府立医大の吉川学長が、2月14日の家宅捜索以来、初めて記者会見に臨んだ。
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京都府立医大病院の医師らが暴力団幹部の健康状態について虚偽の診断報告書を作成したとされる事件。この暴力団幹部との関係が問題視されている吉川敏一学長が、2月28日会見を開き事件発覚後、初めて公の場に姿を現した。
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「回答書の作成には私は一切指示や関与はしておりません。報道されているような高山氏との関係もございませんし、現時点では自ら辞任するつもりはございません」(吉川敏一学長)
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この事件で、吉川敏一学長(69)が28日、京都弁護士会館で記者会見し、「犯罪の疑いがかけられていることは無念で、無実だ。幹部と親密な関係にもない」と語った。
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京都府立医大は早ければ28日にも、人事権をもつ「学長選考会議」に学長の解任を請求する方針で、選考会議で是非が審議される。吉川学長は回答の中で、選考会議で自らの見解を述べる意向を示している。
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この件に関し、本紙の感想は述べないが、28日の 「京都府立医大・学長解任:報道は既定事実化に!」にも掲載したが、手術を執刀した吉村病院長と担当医は「刑務所への収容は困難」とする虚偽内容の意見書を大阪高検に提出し、同受刑者の刑の執行停止に影響を与えた疑いが持たれている。という報道であるが、担当医が警察に呼ばれ調書を取られていたことは家宅捜索がされるまで吉村病院長も知らなかったようだ。この2、3日吉村病院長も警察当局の取り調べを受けているようだが、担当医に偽造診断書を書くよう指示したという調書に合わせた取り調べを受けているのだろうというのが大抵の見方である。この取り調べについて、各紙が「警察が、病院の院長から初めて任意で事情を聴いたことが捜査関係者への取材でわかりました。院長はこれまで会見などで報告書に虚偽はないと述べていて、警察にも同様の説明をしたものと見られます。」と書いている。
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どこからも吉村院長が執刀した時の担当医の話が聞こえてこない。本紙が手に入れた内容では「担当医が検察庁に呼ばれたが、調書は取られていない」という内容である。単なる聞き取りで終わっているのだろうか。担当医の調書をもとに家宅捜索が行われたはずであるのに、何故だろうか。
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