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総投資額100億円超・2棟で900室!
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18年着工で・19年春開業!
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JR西日本グループのホテル子会社2社は2月2日、京都市南区の京都駅南側に、宴 会場などを持たない宿泊特化型のホテル2棟を2019年春に開業すると発表した。客室数は計約900室と市内屈指の規模で、増加する外国人観光客の宿泊需要を取り込む。京都駅ビル内のホテルグランヴィア京都と合わせ、客室単価の異なる3ブランドを展開する。
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商業ビル「京都アバンティ」西隣の約6千㎡に新築する。土地を所有する松原興産(伏見区)が建設、2社が賃借して運営する。
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東側(完成図右側)の敷地(3148㎡)には9階建て約430室のホテル(約1万7500㎡)を建てる。JR西が新たなホテルブランドを立ち上げ、宿泊特化型では高価格帯を目指す。家族利用に対応した部屋を多く設けるほか、大浴場も検討中だ。主要駅で「グランヴィア」を展開するJR西日本ホテル開発(下京区)が運営する。
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西側(2800㎡)には10階建て約470室の施設を計画。ビジネスホテル「ヴィアイン」(約1万4000㎡)を展開するJR西日本ヴィアイン(兵庫県尼崎市)が同ブランドで運営する。ホテルグランヴィア京都と合わせた総客室数は1435室となる。
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京都駅界わいでは宿泊特化型ホテルの進出が相次ぎ、宴会場やレストランを持つ大型ホテルも大幅改装で対抗している。駅周辺で宿泊客の獲得競争が激化するのは必至だ。
下京区で会見した同ホテル開発の中村仁社長は「競争を上回る需要がある。JR西グループの3ホテルで連携し、多様なニーズに応える」と話した。
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設計は東急設計コンサル、施工者は未定。18年当初に着工し、19年春ごろの開業を目指す。
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