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過去データを流用!
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出荷は船の配管用製品12万9000個!
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またデータの不正が明らかになった東洋ゴム工業。今度は、主にタンカーなどの配管バルブに使われる「産業用ゴム製品」について2009年から今年1月までの8年間、出荷前の検査に不正があったと発表した。
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子会社の明石工場に勤める30代の男性社員が製品の寸法や硬度ついて、必要な回数の検査をせず過去のデータを流用していました。8年間で約12万9000個の製品が出荷されていて、東洋ゴムは刑事告発も含め今後の対応を検討するという。
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この工場では、おととし発覚した免震ゴムのデータ偽装も行われていた。
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2月7日、船の輸送配管などのバルブに使うゴム製品の一部で、必要な回数の検査をせずに、過去のデータを転記していたと発表した。対象は2009年3月から17年1月までに検査した12万9015個で、特定の1社に納入してきた。これまでに不具合の報告はないという。
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製品はシートリングと呼ばれる産業用ゴム製品で、タンカーなどの輸送配管でバルブの開閉栓に使われるという。大阪市内で記者会見した小野浩一常務執行役員は、「会社として痛恨の極み。大変重く受け止めている。心からおわび申し上げます」と頭を下げた。
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