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都がモニタリング井戸採水を公開!
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東京都の豊洲市場(江東区)の主な施設下に土壌汚染対策の盛り土がされていなかった問題で、都は2月7日、水産仲卸売場棟の地下空間を報道陣に公開した。たまっていた水は、ポンプによる強制排水でほぼなくなった。
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都によると、同棟の地下空間では、排水を始めた昨年12月半ばに最深20cmほどの水がたまっていたが、昨年末までにほぼ水がない状態となり、その後、再び多量の水がたまることはなかった。水産卸売場棟と青果棟の水もなくなっているという。
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都は同日、市場の地下水再調査の作業も公開した。環境基準の最大79倍の有害物質が1月検出されたことを受けた調査で、四つの機関が分析し、3月中に結果を公表する予定。過去の調査を担当した検査会社から、調査方法が適正だったかどうかなども聞き取る。
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東京都の豊洲市場の地下水モニタリングで環境基準を超える有害物質が検出された問題で、都が実施している再調査の採水作業の様子が7日、報道陣に初めて公開された。
公開された再調査では、直径約5cmの観測井戸からくみ上げられた水が、ガラス製容器に保管された。
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再調査は201カ所の観測井戸のうち基準値を超えた場所を中心に29カ所で1月30日から2回ずつ実施。これまでに約20カ所で1回目の採水を終え、来週にも調査会社からのヒアリングを始める。
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地下水の調査は、3月上旬までに2回実施され、調査結果は、都の専門家会議で公表され、審議される予定。
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