無料カウンター    2017.02.03.
   京都生コン業界:高値維持に動く気配・協組各社!
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水面上は凪いでいるが・水面下は熾烈な争い!
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市内協の定期会合に公取も関心示す!
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 京都工組の昨年12月の出荷数量は前年同期の10%以上の伸びで、春までの需要も増加となりそうだ。ただ、全国的には過去最低となり、3月以降には東京オリンピック需要で関東は伸びそうな気配がある。
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 京都での需要は年間30万m3と言われているが、京都生コン協組、京都南生コン協組、洛南生コン協組、洛中生コン協組に加えて2016年3月に京都中央生コン協組が出来上がり、市内関係は5協組となった。
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 大阪広域協組は95%を超える市場占有率を握り、市況形成力を取り戻した。これにより市況は急回復し、足元の域内各都市の調査会表示価格は、同協組が4月に打ち出した販売価格と同じ1万3800円(18・18・20)となった。1年余りで2000~2400円上がった。2017年4月1日以降の契約分から売価を1万5800円に改定する。これで是正を目的とした値上げは1つの区切りを迎えるが、これで落ち着くわけでなく、原材料の値上げや運搬コストなどを睨みながら売価を適宜見直す考えだ。
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 近畿地区の生コン協同組合が相次いで生コンの値上げを打ち出している。設備の維持更新費用の確保や数量減による固定費の上昇などが理由だ。これまでに年内値上げを表明しているのが大阪、京都、滋賀、和歌山で展開する7協組で、値上げ額は2000円を中心に、最大で3000円と大幅だ。
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 奈良県生コンクリート協同組合が1300円、大津生コンクリート協同組合が1500円の値上げを打ち出し、4月1日以降の新規契約分から適用する。近畿最大の大阪広域生コンクリート協同組合と第2の神戸生コンクリート協同組合も4月からの実勢価格の大幅引き上げを表明。売価レベルを引き上げて、セメントや燃料費など原燃料価格の上昇に対応する。
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 京都市内協の4組が、高値維持で密かに定期協議に入っているという。単に価格談合と捉えていいのか、或いは別な目的もあるのか。裏には誰がついて指導しているのか。公正取引委員会も関心を寄せている。
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 2016年2月に、山科の近畿生コンが突如、破産申請を出し破産宣告を受けた。連帯の労働債権が管財人から払われたようだが、市内協の某組合から改めて解決金ととして6000万円が2016年11月に払われているが、この組合の組合員各々1000万円を強引に負担させられ、この組合の組合員は生コン工業組合の副理事長の入知恵でボスの福田を追い出すクーデターを起こしたが、今では前より不明朗な点が出てきているという。
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 詳細については、後日掲載する。
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