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燃え広がる恐れはない!
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1月22日午後3時50分ごろ、和歌山県有田市初島町浜の東燃ゼネラル石油和歌山工場内で「煙が出ている」と近隣住民から110番があった。午後6時ごろまでに工場敷地内の約100㎡が燃え、鎮火のめどは立っていないという。有田市は周辺の住民2986人に対し避難指示を出した。
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県警有田署によると、これまでのところ工場の外に燃え広がる恐れはなく、けが人も出ていない。
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同工場は敷地面積248万㎡。石油化学製品や潤滑油などを製造している。同社の話では、燃えているのは潤滑油製造装置がある区域で、今後の業務への影響は不明という。
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有田署によると、同工場では18日にも石油タンクが燃える火災があり、同署が出火原因を調べていた。
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敷地内の施設が炎上し、同市消防本部などが消火作業にあたっているが、午後9時半現在、火勢は衰えていない。同署や工場関係者によると、出火したのは、「脱ろう装置」と呼ばれる原油精製プラントの一部。出火当時は稼働中で、約10人が近くで作業をしていたが、全員避難して無事だった。
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同工場は今月18日にも、今回の現場から約1km離れた敷地内の原油貯蔵タンクで、清掃・点検作業中に出火し、約35時間にわたって燃える火災があった。
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