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職員のチェックミス!
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大阪府交野市がホームページ上に公告した市立小中学校の警備業務に関する一般競争入札をめぐり、非公表の予定価格の算出根拠となる設計金額が、5日間にわたり閲覧できる状態だったことが1月18日、産経新聞が市への取材で分かった。職員によるミスが原因といい、市は1月末に始まる予定だった入札をいったん中止した。
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閲覧状態となったのは、平成29~33年度の市立小中学校の警備業務委託の設計金額のうち、警備員の人件費部分。同業務委託は昨年末、市議会で約3億3800万円の補正予算案が可決し、入札の参加業者を募集していた。
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市によると、市教委学校管理課の担当者が公告に掲載する工事設計書を作成する際、警備員の人件費などを算出する計算式や、市側が見積もった人件費の総額を削除しないまま、市財務課に提出。財務課の担当者も十分にチェックせず、1月13日からホームページに工事設計書を公開した。
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17日に業者からの指摘で発覚して削除。31日からの入札は中止した。センサーなど機器費用の部分は掲載していなかったが、業務委託の設計金額の大半は人件費が占めるという。公告は18日に修正して再開し、2月8日から再入札する。
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市財務課は「設計金額の大部分がホームページ上に記載されたのは職員のミス。再発防止に努めたい」としている。
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18日に新たに出された入札公告
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1.入札に付する事項
(1) 案件名 交野市立小・中学校警備業務委託
(2) 履行場所 交野市私部 1-54他 13 箇所 (小学校10 校、中学校 4校)
(3) 業務概要 機械警備 一式 人的警備 一式
(4) 履行期間 平成29年4月1日から 平成34年3 月31 日まで
(5) 予定価格 事後公表
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2.開札 平成29年2月8日
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