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中国の煙霧は日本と違う!
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12月21日朝の近畿地方は、広い範囲で濃い霧に包まれ、一部の交通機関でダイヤが 乱れるなどの影響が出た。
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21日朝の近畿地方は20日の雨により湿度が高いまま気温が下がった影響で、広い範 囲で濃い霧が発生。この影響でJRの東海道線や草津線などでは午前7時前から一部区
間で運行の取り止めや遅れが出たが、時間とともに平常通りに戻った。
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12月21日、中国北部でスモッグが発生して5日目。大気汚染が深刻化している。当 局が発令した緊急措置が適切に実施されていないという不満が、市民の間で高まってい
る。市民らの間には、当局が発令した緊急措置が適切に実施されていないという不満が 高まっている。
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河北省省都の石家荘では、大気汚染が最も深刻なレベルとなることを示す「赤色警報」 が出ているものの学校は休校にならず、住民から不満の声が上がっている。
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石家荘のある市民は、ミニブログ「微博(ウェイボー)」に「このスモッグはどれぐらい続くのか分からない。なぜ学校は休校にならないのか」などと投稿した。
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同省唐山の鉄鋼地区の大気汚染指数(AQI)は21日現在で578に上っている。赤色警報は、1日の予想平均値が終日500を上回るとみられる場合、2日続けて300を超えるとみられる場合、および4日間200を上回るとみられる場合に発令される。
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環境保護省が発行する「中国環境報」によると、一部の電力会社と化学品メーカーが規制に従わず操業を縮小していないほか、北京では交通規制に従わない運転手がみられるという。
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同紙によると、中国北部の24都市が20日までに、最も深刻な大気汚染が予想される場合に出される「赤色警報」を発令した。
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北京首都国際空港はミニブログで、現地時間午前8時までに181便が欠航となったと明らかにした。
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17省(自治区・直轄市)の71都市が、重度レベル以上の大気汚染に見舞われ、河北省 石家庄では、1m3あたりのPM2.5濃度が1千マイクログラムを超過した。現在、今年
に入り範囲が最も広く、持続時間が最も長く、汚染レベルが最も強い「煙霧」天気が中 国を苦しめている。環境保護部(省)は19日夜に通達を出し、煙霧拡散による不利な気
象条件の影響を受け、重汚染天気が今後数日間続き、汚染レベルはさらに深刻化する見 込みであることを明らかにした。中国新聞網が伝えた。
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