無料カウンター    2016.11.26.
   防衛省・ミサイル防衛:THAAD導入・検討委設置へ!
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能力の向上を目指す委員会を近く設置の方向!
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 防衛省が近く、新たな弾道ミサイル防衛(BMD)システムの導入に向けた検討委員 会を設置することが分かった。地上配備型の「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」が有力で、次期中期防衛力整備計画(2019~23年度)期間中の導入を視野に入れている。
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 北朝鮮による核実験や、弾道ミサイルの発射が相次いでいることを受け、防衛省が、ミサイル防衛能力の向上を目指す委員会を、近く設置する方向であることがわかった。設置が検討されている委員会は、防衛副大臣を委員長として、「弾道ミサイルへの対処 能力の総合的な向上」に取り組むもの。
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  防衛省は今後、現在のミサイル防衛システムの能力向上や、追加配備に加え、新たなシステムの導入に向けた、研究や開発も検討する方針で、2017年夏までに、将来的な 弾道ミサイル防衛の方針を取りまとめ、稲田防衛相に報告する考え。
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 同省は現中期防(14~18年度)に基づき、将来のBMD体制の調査研究を続け ている。北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返していることを受け、若宮健嗣副防衛相を トップとする検討委を設置して議論を本格化させる。来年夏までに提言をとりまとめ、次期中期防の作成作業に反映させる。省内には海上配備型迎撃ミサイルを搭載した海上自衛隊のイージス艦の増勢や、地上配備型のイージスシステム「イージス・アショア」 の導入を推す声もある。いずれも費用は数千億円に上るとみられ、購入期間も長期にわたることから、現行の防衛計画の大綱(防衛大綱)の改定も今後の課題になるとみられ る。
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 現行の日本のBMDは、高度約600キロで迎撃するイージス艦と、同約15キロ の地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)の2段構え。同約150キロのTHAADが導入されれば、イージス艦とPAC3の「隙間(すきま)」を補完し3段構えとなる。
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終末高高度防衛(THAAD)ミサイル
 米軍がミサイル防衛の一環として開発した移動式・地上配備型の迎撃ミサイル。敵の ミサイルが落下して大気圏に再突入する段階で撃ち落とす。同じ地上配備型迎撃ミサイ ル「パトリオット」(PAC3)より高い高度で迎撃でき、射程が長いのが特徴とされ る。
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