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見返りは・跡地利用の中高層事業!
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JA神奈川厚生連の発注した伊勢原協同病院は平成26年9月に開院しているが、入札は3回行われ不調となったが、最低価格を提示した鹿島建設㈱と値交渉を行い81億9840万円(消費税込)で契約した。伊勢原市は財政支援・補助金として30億円を計上。
伊勢原協同病院の解体費用は、5億400万円であった。
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伊勢原協同病院 予算に対する契約金額は
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予算93億4900万円に対し、契約額は81億9800万円で1億5000万円の節約であるが、伊勢原市からの補助金が20年間で30億円確定しているから、病院が今後20年間の運営費のうち毎年1億5000万円が助かることになり、医師や看護師の確保が容易になるはずだが、医師不足は相変わらずであるようだ。ちなみに、新病院建設事業費は127億4800万円である。新相模原協同病院の総事業費は発表されていないが、競争入札のパターンは変わらず、最終は鹿島建設㈱とネゴ交渉で契約となるだろう。
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地域医療の中核としての位置は変わらないのだから、周辺自治体の補助・助成金がある以上は予算以下で契約をしたというパフォーマンスの変更は変えられない。穴埋めは別事業でするバーター取引はいつもの通りだ。
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相模原協同病院の移転事業費も予算と実行の間には厳しいものが予想される。神奈川厚生連が勝手放題なことはできないのだ、それは、入札経緯報告を県連経営委員会に報告しなければならないからである。
全国厚生連の平成26年11月末経営収支状況報告によると、11月末における 医療事業厚生連(22 厚生連)の当期損益 は△ 97億4,943 万円となり、前年同期実績(32億7,841 万円)130億2,784 万円の減益となった。厚生連別では前年同期実績よりも増2厚生連、減益となったのは 2厚生連、減益となったのは 2厚生連、減益となったのは 20 厚生連となった。
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厚生連別では前年同期実績よりも増益となった厚生連は8厚生連、減益となった厚生連は4厚生連である。これでも分かるように、全国的に病院事業は儲からない事業となっている。
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神奈川厚生連の思惑(予算よりも安く)に応じメンツを立てているが、見返りは跡地利用の事業は見逃せない。相模原市の用途指定では、病院跡地の一帯は中高層住居地区となり、京王線にもJRにも近く、一等地となることは間違いなく、跡地利用では小俣室長と鹿島建設㈱横浜支店 斉藤部長が入念に相談中である。
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読者より、病院移転地の写真をという要望なので関連写真を掲載する。
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鹿島建設㈱現場事務所
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新相模原協同病院 予定地
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新相模原協同病院 建設看板
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新相模原協同病院 労災保険
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