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   米金融w・ファーゴ:無断口座開設・捜査開始!
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不正に絡んだ従業員・5300人解雇!
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 米金融大手ウェルズ・ファーゴの多数の従業員が顧客に無断で口座開設やクレジット カード作成をしていた問題で、米西部カリフォルニア州の司法当局が、顧客へのなりすましや、個人情報の窃盗の疑いがあるとして捜査を開始したことが10月19日、分かった。複数のメディアが報じた。
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 この問題では、従業員が厳しい営業ノルマを達成するため200万件に上る不正口座やクレジットカードを作ったとされる。ウェルズ・ファーゴは本部が同州サンフランシスコにある。AP通信によると「捜査に協力する」としている。
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 この問題は9月に発覚し、ジョン・スタンプ会長兼最高経営責任者(CEO)が今月、引責辞任した。米メディアによると同社は不正に関わった従業員約5300人を解雇 した。
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 米カリフォルニア州の司法当局は、米銀大手ウェルズ・ファーゴ(WFC.N)が顧客に無断で口座を開設したり、クレジットカードを発行したりしていた問題を受け、刑事捜査に着手した。ロイターが入手した令状で分かった。
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 同州のハリス司法長官は、ウェルズ・ファーゴが重罪を犯したと考える相当な理由があるとして、顧客記録などの捜索を認めた。
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ウェルズ・ファーゴの広報担当も、カリフォルニア州司法当局の報道官もこの件についてコメントしていない。
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 カリフォルニア州のハリス司法長官は、2011年5月から15年7月にかけて口座を無断で開設した行員らの氏名の提供を求める捜索令状を10月5日出した。令状は、詳細なやりとりや同行の手数料体系、これらの口座に関係する顧客の損失の見積もりも明らかにするよう求めている。
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 捜索令状の添付ファイルによれば、銀行口座だけでなく、与信枠やクレジットカード、モーゲージ、ウェルスマネジメントの口座に関係する個人情報の無断使用と「なりすまし」に行員らが関与し、州の刑法に違反した疑いがロサンゼルス当局の調査で発覚した。
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 ポータノバ氏は「他の誰かの個人情報を使って銀行口座を開けば犯罪であり、それだけだ。カリフォルニア州の刑法に抵触し、軽罪あるいは重罪として禁錮刑が科される可能性がある」と説明。その上で「ホワイトカラー犯罪捜査の将来についていえば、良い兆候だ。正直なところ、大企業の多くは大き過ぎてつぶせないだけでなく、大き過ぎて捜査対象にできないと考えられてきた」と語った。
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 同行は、2011年のニューヨーク米消費者金融保護局(CFPB)発足後最高額となる1億8500万ドル(約190億円)の罰金を支払う。また、顧客への損害賠償として500万ドルを支払うという。
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 CFPBのコードレー局長は声明で「ウェルズ・ファーゴの行員は売り上げ目標を達成して賞与を得る目的で、顧客の許可を得ずに秘密裏に口座を開いた」と述べた。
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