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   中央卸売市場長・更迭へ:豊洲市場で他にも!
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豊洲担当業務の中西充副知事・業務外される!
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 東京都の豊洲市場(江東区)をめぐる問題で、小池百合子知事は、担当部局長の岸本良一・中央卸売市場長(56)を事実上更迭した。
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 東京都の小池百合子知事は10月14日の定例記者会見で、豊洲市場(江東区)の主要建物下で盛り土がされていなかった問題を受け、所管部局である中央卸売市場の岸本良一市場長を更迭する人事を発表した。15日付で総務局理事に異動させ、岸本氏の後任には産業労働局の村松明典次長を充てる。
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 小池氏は、豊洲市場の設計段階で市場長を務めていた中西充副知事の担当業務から中央卸売市場を外し、安藤立美副知事に担当させることも明らかにした。
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 中央卸売市場長を経験した幹部で処分対象になる可能性があるのは、
▽岡田至氏(平成21年7月~23年7月・現東京都歴史文化財団副理事長)
▽中西充氏(同月~24年6月・現副知事)
▽塚本直之氏(同年7月~26年7月・現東京動物園協会理事長)
▽岸本良一氏(同月~)。
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 現職は中西氏と岸本氏の2人で、塚本氏だけが地下空間の存在と盛り土がないことを把握していた。また、市場長に次ぐ役職の管理部長や、豊洲市場の施設整備の責任者である施設整備担当部長経験者らも含まれ、対象者は少なくとも10人以上に上るとみられる。
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 豊洲市場の問題では、都の内部調査報告書に誤りがあることも判明。小池氏は、責任の所在が明確になるよう市場の体制を刷新し問題の解明を急ぐ。
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 岸本氏の交代について小池氏は「総務局の理事職は市場長より格下になる。それをもって処分になるかどうか判断いただければと思う」と説明。岸本氏のほか、新市場整備部長ら豊洲市場担当幹部4人を交代させた。
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 中央卸売市場の体制強化に向けては、技術職を統括する局長級の理事のほか、担当部長と担当課長で計6ポストを新設。これにより市場の体制は57人から64人に増える。
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 豊洲市場の移転日が延期になり、地下空間が何故か大問題にになる中、地震に対する安全度より地下空間と地下水汚染が問題になり、食の安心と安全が矢面に立っているが、首都直下型地震が発生した場合、現在の築地市場はどこまで地震に耐え得るのか、豊洲新市場は地盤構造、耐震構造での構造計算は大丈夫なのか、都庁のどの部門が検証しているのか、するのか、小池知事は劇場型パフォーマンスで煽っているが、市場関係者も、議会も、都民も最後はどこに落ち着くのかまるで見当がついていない。
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 そこへ追いかけるように、オリンピック施設のボート場をやり玉に挙げ宮城県まで視察に走り出した。小池知事の都庁内の本当のスタッフが居るのか、居ないのか。花火を打ち上げ、観衆がやんやの喝さいをしている間は良いが、花火がなくなり、雇った花火師がいなくなったとき、後始末は都庁の役人がするのか、知事本人がするのか、劇場の後始末は大変だろう。
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