無料カウンター    2016.10.14.
   新型インフル防護服:商社十数社に談合疑い!
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丸紅など立ち入り・公取委!
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 東京都が発注した新型インフルエンザ対策の防護服などの納入を巡り、談合を繰り返していた疑いが強まったとして、公正取引委員会は10月12日、独占禁止法違反(不 当な取引制限)の疑いで、商社や医療機器販売会社など11社を立ち入り検査した。各社が数年前から談合を繰り返していた疑いがあるとみて解明を進める。
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立ち入り検査先は
▽総合商社の丸紅(東京都中央区)
▽伊藤忠グループのセンチュリーメディカル(品川区)
▽東証1部上場の帝国繊維子会社の帝商(千代田区)
▽エア・ウォーター・メディエイチ(品川区)
▽関東エア・ウォーター(港区)
▽新成物産(中央区)
▽越前屋多崎(同)
▽武蔵富装(千代田区)
▽アゼアス(台東区)
▽武田商店(渋谷区)
▽日本船舶薬品(横浜市)
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 防護服は感染症患者と接触する医師ら医療関係者が着用する「個人防護具」と呼ばれるもので、ウイルスの侵入を防ぐ素材で作られているという。
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 関係者によると、丸紅など各社は数年前から、新型インフルなどの感染症対策で使用する都発注の防護服やマスク、手袋などをめぐり、納入に先立ち事前に話し合って落札業者を決めていた疑いがあるという。
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 防護服などは使い捨てで、使用期限は5年。2009年に新型インフルが世界的に大流行し、日本でも多くの患者が発生した。都では流行に備え、倉庫で防護服などを保管している。
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 都によると、都内で感染症患者を受け入れる感染症医療機関は11病院、新型インフルが発生した際に患者を診療する診療協力医療機関が82病院。平成26、27年度には防護服など計220万セット(落札額約28億8千万円)が納入されたほか、重度の感染症患者を受け入れる都内4カ所の医療機関向けに防護服1万7800着(約5980万円)が27年度に納入された。
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 丸紅広報部は「立ち入り検査には全面的に協力させていただく」としている。
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