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   和歌山県:談合で3業者を入札失格に!
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入札参加資格審査会の結論はまだでず!
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 和歌山県は9月9日、西牟婁振興局建設部の入札で談合などの不正行為があったとして、 関係する田辺・西牟婁の3業者を失格にした、と発表した。ペナルティーについては県建設 工事等入札参加資格審査会で決める。入札は成立した。
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 県技術調査課によると、不正行為があったのは、8月29日にあった熊野高校美術教室空 調設備工事の条件付き一般競争入札。応札した24業者のうち3業者が関わった。3業者のう ち1業者が応札時に添付した工事費内訳書ファイルの中に、別の2業者の工事費内訳書が含 まれており、その3業者の一般管理費を除く項目と金額がすべて一致していた。
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 担当職員が気付き調査したところ、1業者の役員が別の業者の役員に話を持ち掛け、持 ち掛けられた役員が3業者すべての電子入札事務をしていたことが分かった。
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 10月8日現在、入札参加資格停止措置等は取られていない。
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 和歌山県が8月行った高校の空調工事の入札をめぐって、県内の3つの業者がほぼ同じ内 容の工事費内訳書を提出したりする不正を行ったとして、県の公正入札調査委員会はいずれ も失格にした。
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 県によると、8月29日、西牟婁振興局が予定価格626万円の高校の空調工事の入札を 行ったところ、参加した24の業者のうち、県内の3つの業者が提出した工事費内訳書の項 目と金額が、1項目を除いて、すべて同じだった。
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 このため、県が詳しく調べたところ、1つの業者の役員が別の業者の役員に工事費内訳書 の案を作らせ、それぞれの業者に配っていたという。また、内訳書の案を作った役員は、3 つの業者のICカードを使って、電子入札の事務もまとめて行っていた。
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 県の実施要領では、工事費内訳書を他の業者に漏らしたり、電子入札に使うICカードを 他の業者に使わせたりすることは、不正行為にあたる。
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 このため県の公正入札調査委員会は3つの業者を失格にし、残りの21社の中から落札業 者を決めるとともに、今後、審査会を開いて処分の内容を決めることにしている。県の技術 調査課は「入札の参加業者が多いため、いずれかの業者が落札できるように話し合ったと思 われる。今後、研修会などを通じて再発防止を徹底したい」と話している。
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【入札参加業者】
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有限会社建設タナカ
有限会社クボタ工事
有限会社新庄水道商会
株式会社奥平工務店
株式会社共栄建設工業
有限会社阪本電気設備工事
日高建設株式会社
有限会社シーライフ
紀南管工事協同組合
有限会社ヤマモト電器
株式会社ナカシゲ
株式会社光和設備
有限会社岡本工業
中央設備株式会社
有限会社柳生建設
山本施設工業株式会社
株式会社津村商会
株式会社ヤマセミ興業
有限会社大都環境サービス
永春電気水道工業所
株式会社濱本組
株式会社栗田設備
有限会社ナカト重機
有限会社セイワ設備工業
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 このなかに、その3社がいるのだが、、、。
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