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政活費資料の情報公開で!
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傍聴者情報を無断で市議に提供・金沢市議会事務局!
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政務活動費に関連する資料を情報公開請求した人物の属性などについて、富山市議会と金 沢市議会が議員に漏らしていたことが9月21日分かった。請求者の個人情報を秘匿するこ
とは情報公開制度の根幹といえ、両市議会事務局は「不適切だった」と認めた。
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富山市議会事務局によると、今年6月ごろ、事務局内で1人で仕事をしていた職員が、自 民会派前会長の中川勇氏(69)=議員辞職=と同会派の谷口寿一氏(53)=同=に「何
をしているのか」と聞かれ、「地元テレビ局から情報公開請求があり、その仕事をしている 」と伝えたという。中川氏はこれを受け、印刷業者に口裏合わせを頼むなど、不正請求に関
して隠蔽を図ったとみられる。
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富山市議会の久世浩事務局長は「明確な守秘義務違反。あってはならない行為で市民の 信頼を損ねた」と陳謝。情報漏えいの常態化については否定した。職員の処分などは今後検
討するとしている。
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金沢市議会では、事務局の森沢英明総務課長が今月1日に開かれた各会派の代表者会議 の場で、「(政活費で購入した)書籍に関して毎日新聞から公開請求があった」と説明した
ことを毎日新聞の取材に認めた。
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森沢課長は「社名を出したことは不適切だった。政活費の適正執行のため議員への啓発 につながると思った」と釈明した一方で、公開請求があった場合、その事実は個人情報を伏せたうえで今後も議員側に伝える考えを示した。
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「市民オンブズ富山」代表理事の青島明生弁護士は「情報公開請求の権利が脅かされ、 今後、市民が請求しようとしなくなる恐れがある。個人情報や情報公開に対する認識を改め
てほしい」と話した。
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金沢市議会(定数38)の事務局が、市議会を傍聴した市民の名前などが記された台帳の 情報を無断で市議に提供していたことがわかった。朝日新聞の取材に対し、事務局側が「以
前から慣例で渡していた」と認めた。また、事務局が政務活動費に関して情報公開を請求した報道機関名を議会側に伝えていたことも明らかになった。
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金沢市議会事務局によると、9月議会の本会議で一般質問した市議が「支援者が来てい たかどうかを確認したい」と要求。事務局の職員は求めに応じ、傍聴者が受付時に記入する
氏名と住所をまとめた台帳を見せたという。
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傍聴に来ていた人を自らの支援者と勘違いした市議が礼状を出したことなどから、情報 提供が発覚した。事務局の森沢英明総務課長は「今後は運用を改める。市議には閲覧させず
、厳格な取り扱いを徹底したい」と話している。市議の名前について、事務局側は明らかに できないとしている。
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