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約40年間・経理をほぼ1人で担当!
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組織でチエックが働かない無責任さ!
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愛媛県内のバス会社でつくる県バス協会(松山市)で経理を担当していた元職員の60歳代女性が、加盟社から預かった積立金約9000万円を着服した疑いのあることが、同協会への取材でわかった。
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同協会は刑事告訴も検討している。
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同協会によると、高速道路通行料の大口割引を受けるため、加盟29社で県バス事業協同組合を約2年前に設立し、未払いに備えて各社から積立金を徴収。経理事務は同協会が受託した。
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元職員は同協会に約40年間勤務し、経理をほぼ1人で担当。今年6月末に定年退職した際、組合の通帳を引き継がなかったため、協会が7月中旬に金融機関に照会したところ、残高がほとんどないことが判明した。昨年度の決算で積立金は約9500万円とされていた。
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同協会は元職員に説明を求めているが、連絡が取れていないという。関谷俊夫専務理事は「全容解明を急ぐ」としている。
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老舗企業であろうが、組合であろうが、中小企業であろうが、毎年監査を実施すべき企業が、経理担当を長期間1人に任せ、半年に1回であろうが企業責任者は取引銀行から残高証明書1枚取り寄せてチエックする程度の器量はないのであろうか。
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経営者や組織の長として職務怠慢であり、賠償責任は逃れられないはずだ。
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