無料カウンター    2016.09.20.
   豪・潜水艦発注に異議あり:全国紙に意見広告!
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豪政府このまま契約続行するか!
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 オーストラリアのマルコム・ターンブル首相は4月26日、同国の次期潜水艦の共同開発事業の相手に、フランスの造船会社DCNSを選定したと発表した。フランスと受注を競っていた日本とドイツは落選した。
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 豪の導入潜水艦は通常型という条件のはずで、一説には仏は この原潜を再設計して通常型とするとしているが、そんな簡単に4000t級の通常型潜水艦が出来るわけはない。
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 ターンブル首相はフランスの提案を採用した際に(造船地となる)アデレードで行ったTV演説で「フランスの提案がオーストラリアの特別な要件を最もよく満たすことができる」と発言。
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コリンズ級(現行艦=3,000トン級)を上回る航続距離( 4,000トン級以上の大型艦)
・コリンズ級以上のステルス性や探知能力
・米国の戦闘システム搭載を前提(使用中のシステムがアメリカ製であるため)
・特殊部隊の運用能力(対地攻撃能力、小型潜水艦収容など)
 オーストラリアが要求する潜水艦の要件はアメリカ軍が持つ『バージニア級原子力潜水艦』とほぼ同じと言える。
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 “オーストラリアの著名な実業家らが連名で、連邦政府がフランス政府系造船会社DCNSに潜水艦建造を発注したことを批判する全面意見広告を、9月10日付全国紙オーストラリアンに掲載した。DCNSが提案するバラクーダ級潜水艦で就役中のものは存在せず、新型の設計すら未完成とし、政治的な決断に税金が無駄遣いされると指摘している。現在の建造計画を阻止するのが狙いで、今後何十年におよぶ国防政策に対する国民の注意を喚起している。
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 「潜水艦は大失敗?」と題した広告を掲載したのは、電気部品販売のジェイカーのオーナーであるギャリー・ジョンストン氏と、その友人で著名実業家のディック・スミス氏を筆頭に、そのほか著名なジャーナリストやIT企業の創業者ら数名。ウェブサイト(submarinesforaustralia.com.au)も立ち上げた。最近DCNSの潜水艦機密情報が漏えいしていた事件もあり、国内外でも話題を呼びそうだ。
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 DCNSはオーストラリア向けに、原子力潜水艦「バラクーダ」にディーゼルエンジンを搭載する予定だが、広告では潜水艦建造史上、原潜にディーゼルエンジンを後付けした例はないと指摘。存在しない潜水艦をこれから何年もかけて設計した後、追加で2,800人程度の雇用創出を見込むアデレードでの建造に500億豪ドル(約3兆8,300億円)を投じることと、自動車業界支援のために補助金を充当して数万単位の労働者を救済することと、どちらが国益になるかは明白だと痛烈に批判した。
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 また、受注要件通りディーゼルエンジンの潜水艦建造が必要なら、最新型の潜水艦を持つ日本かドイツを選定すればよかったとも指摘。政府が4月にDCNSへの発注を発表してからこれまでに、具体的な建造期間が明らかにされていないことにも警鐘を鳴らす。
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 今後原潜が必要になる可能性が高いことも示唆し、アデレードでの建造にこだわらず最新技術を搭載した潜水艦を輸入する方が、確実で税金の無駄遣いも少ないと訴えている。
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仏潜水艦機密漏洩が豪で波紋 武器装備提供で米も問題視 H28.9.6
 フランスの政府系造船会社「DCNS」の機密文書が流出した問題で、同社に次期潜水艦共同開発を発注したオーストラリア国内に波紋が広がっている。
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 安全保障上の大きな問題として、ターンブル政権に流出経緯の徹底調査を求める声が上がるほか、同盟国である米国の国防関係者は、次期潜水艦への武器装備提供に懸念も示している。
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 機密流出は、オーストラリアン紙が8月24日に報じた。
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 オーストラリア企業に送られてきた記憶媒体の内容を紹介したもので、DCNSがインドに供与するスコルペヌ級潜水艦に関し、戦闘システムやステルス性能などが、2万2400ページ分含まれていたという。
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 同型艦は、マレーシアやチリ、2018年からはブラジルの海軍が運用開始予定で、衝撃が走っている。
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 一方、ターンブル豪首相は、開発予定の次期潜水艦は「タイプが違い関連性はない」と影響を否定し、豪州国内の情報管理は徹底しているとの認識を示した。
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 DCNS側は、情報はインド側から漏れたことを示唆。だが、オーストラリアン紙は、機密はインド海軍向けにフランス語で書かれたデータで、フランス側関係者が11年に東南アジアの関連企業に持ち出したとした。
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機密はインドの仮想敵国であるパキスタンや中国にも流れた可能性がある。
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豪国防省から警告を受けたDCNSの求めを受け、豪ニューサウスウェールズ州最高裁は8月29日、機密に関する報道を禁じる仮処分をオーストラリアン紙に命じた。首相説明とは裏腹に、深刻視されている。
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 こうしたなか、有力政治家のゼノフォン上院議員は、機密流出について、議会で国防省などに説明を求めていくとしており、議論の行方は次期潜水艦開発計画に影響しかねない。
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 オーストラリアン紙は、米海軍高官が、今回の流出事件で「機密をフランスに預けることに懸念を表明している」とも報じた。
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