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10月に設計提案競技!
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滋賀県は、第3回(仮称)彦根総合運動公園第一種陸上競技場建築検討懇話会を大津市 の大津合同庁舎で開いた=写真。基本設計条件に反映させるべき事項について有識者らが検
討した。9月末をめどに設計条件をまとめ、10月に公募型プロポーザルを公告、2016 年度内に契約する予定だ。
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事務局は「できるだけコンパクトで景観とマッチする陸上競技場」を目指し、基本設計条件に反映させるべき事項として、
▽彦根城との連続性や歴史的景観との調和
▽彦根城天守からの景観に配慮した屋根の架設範囲
▽照明柱のない照明設備
▽競技場の位置を西側住宅地から極力離すなど、光害への配慮
▽明度・彩度を下げ、景観になじむ自然な色
▽木材や石積みなど地域の自然素材の使用
--を提示した。
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これに対し、委員からは「公園整備との整合性を図り、現在進められている公園基本設 計とのすり合わせが必要」「設計者のクリエーティビティーを尊重するためにも最初から色は指定しない方が良い」などの意見があった。
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17年度に既存施設の解体、19年度に公園整備工事と建築施設工事に着手し、23年度の供用開始を目指す。
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県は、24年に開催される滋賀国体の主会場として彦根総合運動公園を整備する。敷地を14haから22haに拡張し、第一種陸上競技場(施設面積3.8ha、トラックフィールド
400m×9レーン)のほか、第三種陸上競技場(2.1ha、同8レーン)や庭球場(人工芝コート12面、スタンド1000人収容)を整備する。
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