無料カウンター    2016.09.14.
   米大統領選:68歳VS70歳・健康問題焦点に!
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クリントン氏・肺炎と診断!
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2012年・頭部の血栓治療!
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 米大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)が9月11日、ニューヨークで行われた同時テロ15年の追悼式で体調を崩し、肺炎だったと発覚した問題は、高齢のクリントン氏の健康問題に焦点が当たる契機となった。
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 当選すれば就任1年目で70代に入るクリントン氏の健康問題は、共和党やメディアの追及を受けるとみられ、選挙戦に影響を及ぼしそうだ。
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 クリントン氏が追悼式を途中退席した後の様子とみられるインターネット上の映像では、よろけて両脇を支えられながら車に乗り込んでいる。共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)は「(過激派組織)『イスラム国』(IS)と戦うには精神的にも体力的にもスタミナ不足だ」とクリントン氏を攻撃しており、この映像のイメージだけでも一定の打撃となる可能性がある。
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 今回の件では、クリントン陣営の情報開示にも疑問が残った。クリントン氏が11日に体調を崩したため、主治医は肺炎を公表したが、その診断が下っていたのは9日だった。クリントン氏は先週の遊説中、せきに苦しめられる場面があったが、途中退席がなければ肺炎は公表されなかったかもしれない。
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 退席についても「陣営は当初、その理由や居場所について何も情報を出さなかった」(ニューヨーク・タイムズ紙)。さらに、体調不良は暑さのせいと最初に説明した際に、陣営は肺炎には触れていなかった。
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 クリントン陣営は同日夕、「9日に肺炎と診断され、抗生物質を処方されて治療していたが、追悼式で暑くなって脱水症状を起こした」と発表。その後、12、13日に予定していたカリフォルニア州での選挙活動も中止すると明らかにした。
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 クリントン氏はマンハッタン内の娘の自宅で休養した後、約2時間たってから歩きながら現れ、郊外の自宅へ向かった。この時は笑顔で手を振り、「気分はいい」と話し、陣営も「追悼式で暑くなりすぎた」と説明していたが、その後、肺炎と公表した。陣営が発表した医師の話によると、アレルギー関連のせきが続き、診断の結果、肺炎が分かったという。医師は11日午後にも診察し、「順調に回復している」とした。
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 追悼式には共和党候補のトランプ氏(70)も出席していた。トランプ氏や周囲は以前から「クリントン氏の健康に不安がある」と主張しており、今後いっそう強める可能性がある。11日はテロ事件の犠牲者たちに敬意を示すため、両候補が選挙活動を控えることを以前から決めていた。トランプ氏はこれまで「この国の課題に立ち向かうスタミナがない」と攻撃しており、健康問題が大統領選に影響を与える可能性がある。
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 クリントン氏は国務長官時代の2012年、脳振とうを起こして入院し、頭部の血栓治療を受けた病歴がある。これに関連して、トランプ陣営は「失語症」ではないかと具体的な症状までほのめかしながら、クリントン氏の健康に強い疑問を提起している。
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