無料カウンター    2016.08.14.
   能勢ダイオキシン:進退窮まった廃棄物!
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どうなるのか全く見通せず!
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トラック保管・1日15万円!
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 大阪府の能勢町と豊能町でつくる豊能郡環境施設組合によるダイオキシン廃棄物の無断埋め立て問題で、組合は8月13日、豊能町の仮置き場近くでトラック5台に積んだままの廃棄物を、料金の安い別の会社のトラックに移し替えた。新たな仮置き場を見つけるめどが立たず、トラック料金だけで1日75万円という経費を削減するためだ。
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トラック5台は最終処分場の神戸市を5日に出発し、豊能町の山林に廃棄物を搬入しようとしたが、隣接する兵庫県川西市の住民らの反対運動で中止した。
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この5台については、神戸市に戻ることもできず、新たな仮置き場も見つからないため、廃棄物48袋を荷台に積んだまま豊能町の私有地に駐車した状態が続いている。トラックが動かなくても、1日75万円の料金がかかり、議員や町民から「税金の無駄遣い」と批判が相次いでいた。
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新たなトラックは能勢町の会社のもので、費用は1日計15万円という。13日は、能勢町の作業所にトラックを移動させ、積まれた廃棄物の袋をクレーンでつり上げ、新たなトラックへ移し替えた。今月31日まで同じ私有地で保管する。
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 処分しようとして安易な脱法をたくらみ失敗し、我が所有地へ廃棄物を持ち帰ろうとして、近隣住民から拒否がでて行き場がなくなり、荷を積んだまま他人地で立ち往生している。やることなすこと行き当たりばったりだ。
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 ダイオキシン入りの焼却灰にだけ注目が集まり、事件を立案(組合)、実行環境テクノロジー、新生興業、加担(関西環境建設、環境保全センター)したことについてはまるで関心が薄くなってきた。
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 このま廃棄物、トン袋48個(35t前後)をトラックに積んだままで置くわけにもいかない。組合のことだから、12フィートコンテナ3台か31フィートコンテナ1台に積替え、組合敷地へ持って帰る方法もある。
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 目先だけで処理しても、その都度問題が発生するなら、解決は遠のく一方だ。各地にあるダイオキシン処理を標榜する実験プラントでテスト分解する方法を再検討してはどうなのか。低中濃度のダイオキシンなら可能かもしれない。9650万円受け取ったブローカーは茨城県稲敷市のコーリン工業㈱で無害化実験用として持ち込み、燃焼処分(ドラム缶35本)されていたのだから、、、。正式に稲敷市に申請してみたらどうだ。
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