無料カウンター    2016.08.11.
   八尾の貴島病院と大同産業:何を建築するのか!
   .
電気量販店のジョーシン!
.
.
 現場が止まってから10日たち、当初は元請・大同産業が「行政の指導のもと適正にやっている」と言い、大阪府の産業廃棄物指導課も「適正な指導をしている」という。
.

.
 廃棄物を中間処理するつもりで姫路の自社処分場に運び込んだ姫路環境開発も「行政から指導を受けている」と口裏を合わせたように「適正」と言う言葉を多発している。
.
 辞典を調べると、「適当で、正しい(こと)」、とある。
.
 適当で正しいのなら、大同産業も姫路環境開発も現場を止めることなく「強硬続行し、廃棄物は姫路へ持ち帰ればいいはずだ」が、なぜか「行政相談もせず、吐く言葉は強いが、法違反に問われることを懸念し、ヒメカンは廃棄物契約を破棄」したことで現場は止まってしまった。
.
 廃棄物業界、多少の違反はやむを得ないとみるが、脱法行為を堂々とやることは許せない。収運であろうが、中間処理であろうが、最終処分であろうがである。
.
 能勢ダイオキシンのように、組合自らが違法行為(一廃を形質変更し産廃に)に手を染め、ブローカーも産廃業者も手を貸し、法を捻じ曲げる処理をしている。
.

.
 八尾の貴島病院跡地、平成25年から仮囲いが出来たまま誰も触ろうとしなかった土地である。この土地に何ができるのか、、、。情報収集しているうちに、大同産業がジョーシン(電気量販店)の店舗を建築するためであるという事がわかった。ジョーシンが貴島病院から借地するという。すぐそばにはニトリもあり、相乗効果を狙ったのかもしれない。
.
 請負業者が安請負で利益捻出となるとどうしても地業工事で手を抜くことになってしまう。大同産業が跡地から廃棄物を出してしまわない限り、建築物は建てられない。残廃棄物の処理費が相場より高くても始末しなくてはならない。
.
 同じことは姫路環境開発にしても同じことで、請け負って工場へ入れた処理費用より高い価格で最終処分場へ入れることになるのは、プロとして大失敗だろう。
.
 1週間もすれば、病院跡地施工の大同産業ももヒメカンも「何事もなかった顔をして」業務を再開するのだろう。
.



.