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早期発見が最大の防御!
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米国癌学会・2040年65歳以上が7割!
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癌の早期発見と治療成績の向上などにより、癌サバイバーの高齢化が進んでいることが明らかになった。2040年には65歳以上のサバイバーが全体の73%を占めるとも予
想されている。米国のがん統計データSEERなどを用いた検討。米国癌学会が7月1日、掲 載論文を紹介した。
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研究グループはSEER、国勢調査やメディケアなど複数のデータベースを用いて1975 -2012年にがんと診断され、生存しているサバイバーの予後を追跡した。主な結果は
以下の通り。
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項目立てをするとき
1.・2016年時点における米国内の癌サバイバーの数は約1550万人で、このうち62%が65歳 以上と推計された。2040年までの癌サバイバーの数は2610万人に増加し、65歳以上の割合
は73%に上ると見られる
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2.・最も高齢のグループが癌サバイバーの大部分を占めるようになる。2040年には全サバイバーのうち、65-74歳が24%、75-84歳が31%、85歳以上が18%を占めるとみられる。1975年と比較した2040年の年齢別癌有病率は65-74歳で6倍、75-84歳で10倍、85歳以上では17倍上昇すると予想される
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3.・現在、全ての癌の有病率は全年齢の男女で同等。ただし、より高齢の群で見ると男性の有病率がより高く、65-69歳では女性の12%に対し、男性は14%、90歳以上では女性の25%に対し、男性では37%となっている。男性の有病率が高い理由について研究グループは主に前立腺癌によるものと考察している
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4.・年齢の上昇とともに癌サバイバーは複数の合併症に苦しむ機会が増えている。65-69歳のサバイバーにおける重度合併症の既往を有する割合は27%、85歳以上では47%に上る。
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日本臨床腫瘍学会は7月13日、がんの新薬「オプジーボ」の投与後に、別の種類のが ん治療薬を併用した肺がん患者が、副作用とみられる間質性肺疾患を発症し死亡した例が
あるとして注意喚起した。
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オプジーボを製造する小野薬品工業(大阪市)は、影響が否定できない症例が7例あり、3例が死亡したとしている。併用された薬剤「タグリッソ」を製造するアストラゼネカ(大阪市)は、投与中は十分に経過観察し、異常があれば中止するよう呼び掛けた。
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両方の薬とも添付文書の「重大な副作用」に間質性肺疾患を記載している。厚生労働省は「情報を収集して専門家らと協議し、必要な対応を取りたい」と話した。
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オプジーボは、患者の免疫の働きを利用してがんを治療する新薬として注目を集めている。臨床腫瘍学会は「海外から個人輸入して適応症以外のがんに投与し、副作用に対処できずに大きな問題となっている」と警鐘を鳴らしている。
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ステージ3以降の症状の人は、転移を懸念され「抗がん剤投与」がふつうであるが、「 本当に効いている」のかどうかは定かでない。がん手術のあと、2年ごとに転移し、臓器
を全摘出し3回も手術した有名なデザイナーもいる。
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進行性がん患者は、非常に苦しく・痛々しく、家族は悲嘆にくれるという状況が多く見 られる。7月20日、大橋巨泉氏もがん闘病10年余で亡くなった。その5日前には前立
腺がんの治療を続けていた放送作家の永六輔さんも亡くなった。
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ステージ1程度なら、摘出手術で5年生存どころか一生転移もせず、人生を全うしてい る人も多い。40代、50代の働き盛りでのがん発見は、ステージ3、4と言う場合が多
い。何はともあれ、2年3年に1回の検査でなく、毎年検査するくらいの慎重さが欲しい 。遅く見つけるより、早く見つける方が、本人も家族も救われるのだ。
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