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政権を取るためなら・嘘も真実らしく!
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日本は民主党政権にだまされ苦労した!
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EU離脱・旗振り役が「公約」を反故!
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英国で大衆迎合を逆手に取り、嘘をもっともらしく並べ立て、無知な国民を扇動しEU離脱を決めたが、英国とEUの離脱交渉の前に化けの皮がはがれた。
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国民投票で欧州連合(EU)からの離脱を決めた英国で、離脱派が語っていた「バラ色の未来」が急速に色あせている。旗振り役の主な政治家が、投票に向けた運動で語ったことの誤りを認めたからだ。「公約」を反故(ほご)にするような動きに、残留派からは不満が噴出している。
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離脱派は運動中、EUを離脱した場合、英国がEUに拠出している負担金が浮くため、財政難にあえぐ国営の国民保健サービス(NHS)に「週当たり3億5千万ポンド(約480億円)を出資できる」としていた。離脱運動の公式団体の宣伝バスに大きく印刷され、スローガンとなった。
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指導者の一人、英国独立党(UKIP)のファラージ党首は24日に英メディアで、負担金の予算が浮くと主張したが、その使途は確約できないと語った。このスローガンは「離脱派の過ちだった」とも発言した。
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保守党のダンカンスミス元党首も26日、出演した英BBCの番組で「自分は言ったことはない」と発言。NHSのほか、教育予算や研究助成金に上乗せできるとした主張は「あくまでも可能性の話」と述べた。
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こうした動きに、親EUで若者の支持率が高い自民党のティム・ファロン党首は、「離脱派キャンペーンはうそによって人々の怒りをあおった」と批判した。
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日本では民主党が政権をとるときの選挙で、政府には絞れば金は出てくる。社会保障費はその金で賄えると大法螺を吹いたが、政権に座り絞って見たが実はなかったという事が分かり、赤恥をかいた。期待に胸を膨らませ投票した国民は落胆し、3代の民主党政権の中でも鳩山政権の失敗に始まり菅政権・野田政権は首相の座を「万年野党の党首の座と同程度」の重さでしか量れず、国民を「甘い言葉と暗い道」に誘い込み、自ら自滅の道を急いでしまった。
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英国のEU離脱の国民投票は、キャメロン首相の見識のなさと見通しの甘さが、離脱派を誤った方向へと追いやった結果だろう。日本では国民投票など馴染みはないが、外国は国民投票で物事を決める安易さがある。今回は失敗したと騒いでも「腹水盆に返らず」であり、これから2年数か月で否応なくEUの一員にとは縁が切れる。
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世界の経済は、1国で生きれるほど甘くはなく、複雑に絡み1国が離脱することは国家の滅亡にも絡んでくる。国は馬鹿な政治家がリードミスをしても「投げ出せば済む」だろうが、馬鹿な議員を選んだ国民は「国の看板を掛け替えられない」のだ。
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どの国にも馬鹿な無能な政治家はウヨウヨいるが、国民と国益を優先とする政治家は少数だ。英国は、これから10年、20年どのような道を歩むのかは、次の首相がどれだけ有能なのかで決まる。
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保守党も労働党も、難局を乗り越えられる人材は少なさそうだ。日本も、参議院選挙が始まり、野合の野党も「政策はない野犬の集まり状態」で選挙を戦っている。この選挙も、国民が期待に胸をふくらませるようなビジョンはどの政党もどの党首も国民に提示していない。今の日本で地方も国政も「議員の数は半分で十分」なはず。
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改革をするなら、議員の出来の悪いのは5年は立候補できない制度と世襲議員は廃止するような大ナタを振るう必要があろう。
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