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専門分野以外でコラボ!
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近江八幡市新庁舎の設計プロポで、選択される側の設計事務所も、選択する審査委員会 ももう一つ緊張感がないようだ。
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今回の設計は、学校建築の設計プロポではない。80億円にもなろうとする市庁舎の設計である。そこにはおのずと専門家が審査委員長になり設計事務所も市庁舎落札の経験豊かなスタッフを投入する。その期待を裏切ろうとする選定が間もなく行われようとしている。
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その疑惑の当事者は、発注者側の審査委員長が㈱教育環境研究所・長澤悟所長、応募者側は大手設計事務所とJVを組んだ㈲香山壽夫建築研究所なのである。同じ東大工学部建築学科の卒業で、香山社長が先輩、長澤所長は後輩である。
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長澤悟所長は全国各地の学校建築の審査委員会の委員長や副委員長を数多く務め、香山壽夫社長も学校やホール、講堂などの公共建築物の設計が多く、両先生とも講演などでは多く共演している。
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どのような理由で、長澤所長が近江八幡市の審査員長に就任したのか分からぬが、近江八幡市の学校建築と言えば平成21年に金田小学校の学校建築の審査委員長で就任したのが最初であると記憶している。
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前回の市庁舎設計プロポでは別の人が審査委員長になったが、市庁舎室長の意向が働き日建設計が選定する寸前であったが、当局の審議で入札やり直しとなり今回の再入札となった。
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再入札では選定委員長に場違いの人が選ばれたが、なまじ庁舎入札に精通しない人の方が無難だろうと思っていたが、JV入札も可となり本紙の調査員が学校建築でコラボする2人が審査と応募者に顔を並べたことで、疑惑を招いている。言葉は穏やかだが、裏か見ると「隠密出来レース」なのだ。
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いまの近江八幡市と似たような状況が新潟・柏崎市新庁舎プロポでも起き上がっている。6月19日には公開ヒアリングであり、1次通過5者の中に香山壽夫建築研究所があり、長澤悟氏が選定委員長に就任している。
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近江八幡がダメなら、柏崎があるさと切り替えれるか、両方ダメという事だってある。
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有名なコラボは
京都同志舎中学・高校 移転統合
設計者:香山壽夫
計画監修者:長澤悟
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香山壽夫建築研究所が選定されたプロポの各種。
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2014年プロポ落札
(仮)可児駅前“子育て・健康・にぎわい空間”施設基本設計業務委託 可児市
参:2014/11/17
技:2014/12/01 香山壽夫建築研究所
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2015年プロポ落札
(仮)可児駅前“子育て・健康・にぎわい空間”施設基本設計業務委託 可児市
参:2014/11/17
技:2014/12/01 香山壽夫建築研究所
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京都市宝が池公園体育館整備事業に伴う設計業務委託ただし,建築及び設備基本設計・実施設計業務委託 京都市 参:2014/09/03
技:2014/09/30 香山壽夫建築研究所
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竹田市文化会館設計業務 竹田市 参:2015/01/14
技:2015/01/28 香山壽夫建築研究所
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2016年プロポ一次通過
柏崎市新庁舎建設基本設計業務委託 柏崎市 参:2016/04/19
技:2016/05/19 1次通過
5者
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行政が選定委員長の選定をひっくり返したプロポでは、1位日建設計が2位の香山壽夫建築研究所にひっくり返された。この時の選定委員長は長澤悟氏であり、設計名は「久留米市・都市プラザ設計提案競技」である。
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福島県ふたば未来学園中学校・高等学校 基本・実施設計」では、審査委員の投票で決められ、その選定過程に「審査は公正に行われていない」と、審査不服申し立てが2度も起こされたが、発注当局の福島県教育委員会より「申立人の認識の違いである」と却下された。
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審査当日に副委員長であった長澤悟氏は欠席し、厳正なる審査が行われたとは言えないと申し立てたことに対し、長澤氏は当日の日程調整が出来ず、1次審査には出席したが、2次審査には出席できないと事前にいわれ、開催については長澤副委員長了解の元、開催された。
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取りようによっては何とでも取れ、言い訳は後付とも取れる内容だ。当局も事前に副委員長が日程調整できないことを知っていたのなら、開催日をずらすこともできたのに日程通り開催した。忙しい人を委員長や副委員長に就任させるのも問題がありそうだ。
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近江八幡市の新庁舎プロポも、市当局の管理下にはなく、審査委員会に独立審査と権限が与えられているにせよ、出来レースが組める体制下で本当に公正なる審査が行われるのか。公明性を疑われるような状況で審査委員長はどのような審査をするのか。
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また、市当局は「疑惑を晴らす」何らかの調査・行動を起こすのか、冨士谷市長は審査委員に対し「疑わしきは罰する」という強い態度で臨めるのか、企画提案書及び提案見積等提出期限が6月24日(金)に迫っている。
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変な情報が少しでも入ってきたら、その時は連日報道をする。
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