無料カウンター    2016.04.15.
   熊本で震度7:強烈な地震発生!
   
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 九州では初めて!
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 震源地の益城町・避難400人!
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 4月14日午後9時26分ごろ、熊本県を震源とする最大震度7の強い地震が発生した。気象庁によると、震度7を観測したのは熊本県益城町。この地震による津波の心配はないという。震源の深さは11km、地震の規模を示すマグニチュードは6・4と推定されている。午後10時7分ごろにも、熊本県で震度6弱の地震を観測し、1時間で10回以上の余震が続いている。これから1週間は震度5,6クラスの余震が続くと観測された。
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 熊本県で最大震度7を観測した地震で、JR九州によると、九州新幹線の熊本駅と熊本総合車両所の間の下り線1km先で、6両編成の回送列車の全車両が脱線した。乗客はなく、人的被害は出ていないという。九州新幹線は運転は始発から見合わせ。山陽新幹線は運転のもよう。
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 熊本県益城町で最大震度7を観測した地震について、名古屋大地震火山研究センターの田所敬一准教授は14日夜、「布田川(ふたがわ)、日奈久(ひなぐ)断層帯に関連があるのではないか」との見方を示した。田所准教授は「今後1週間程度は震度5強ぐらいの余震に注意が必要」と話した。
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 気象庁の観測では、14日午後9時26分ごろの地震は震源の深さが約10kmで、地震の規模(マグニチュード)が6.4。震度7は益城町のみで、「地盤の揺れやすさが関係した可能性がある」という。
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 政府の地震調査研究推進本部によると、布田川断層帯は熊本県の南阿蘇村から益城町付近を経て宇土半島の先端に至り、長さは64km以上とみられる。一方、日奈久断層帯は益城町付近から八代海南部に至り、長さは約81kmキロとみられる。
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 布田川断層帯全体が活動した場合の地震の規模はM7.5~7.8程度、日奈久断層帯全体が活動した場合はM7.7~8.0程度と推定されていた。
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 熊本県で14日夜に起きた地震について、専門家は活断層による直下型地震の可能性が高いとみている。震度7を観測した益城町付近は2つの活断層が交わっており、地震が起きやすい場所として警戒されていた。
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 政府の地震調査委員会の長期評価によると、熊本県中部では布田川(ふたがわ)断層帯と日奈久(ひなぐ)断層帯がいずれもほぼ北東-南西方向に走っており、益城町付近で交差している。どちらの断層帯もM7級が想定されていた。
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 益城町の北東約30kmには活火山の阿蘇山があるが、山岡教授は「山から離れており、噴火の引き金にはならないと思う」と指摘。東北大の長谷川昭名誉教授(地震学)は「一般論では地震でマグマが揺すられ火山噴火を誘発することがある。必要以上に恐れてはならないが、十分注意する必要がある」と話す。
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