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にじむ対中配慮だったが!
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北朝鮮ミサイルで早期配備か!
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北朝鮮が長距離ミサイルを発射した。米日韓中の忠告など耳も貸さず、国連にしても非 難決議は出せても、中国などの反対で制裁は出せないのが現状だ。
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何事につけ、足並みが揃わないのが国連。金食い虫だが、大して役には立たない。
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北朝鮮の暴挙に慌てた韓国も、ミサイル防衛の導入に向け協議を始める。当初は、ミサ イル発射は失敗かと観測されていたが、韓国国防省も成功した模様と認め、このまま開発
が進めば、12,000~13,000kmの射程を持つと危機感を持ち始めた。
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中国の顔色ばかり見ていても自国の防衛はかなわぬと悟った上でのことだ。
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中国が敏感に反応をしてきた戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)システムを担うXバンド レーダー(AN/TPY-2レーダー)には、早期に敵のミサイル発射を探知する前進配備
(Forward Based)用と、敵のミサイル落下段階でミサイルを探知して迎撃を誘導する終末 段階迎撃用がある。弾道ミサイルは上昇-中間-終末(下降)という段階を経るが、THAAD
は終末段階のうち40-150kmの高さで敵のミサイルを迎撃することになる。
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軍当局は、レーダー探知方向についても中国の方向ではなく北朝鮮の方向に固定させる 方針だ。Xバンドレーダーの探知角度は45-120度なので、レーダーが北朝鮮側を向い
てしまうと、中国側の探知は難しい。レーダーの向きを変えることもできるが、時間と費 用がかかる。在韓米軍配備が検討されているTHAAD 1砲台は、1基当たり8発のミサ
イルを搭載する発射台6基(ミサイル48発)、AN/TPY-2レーダー、火力制御・通信 機器などからなり、費用は1兆5000億-2兆ウォン(約1500億-2000億円)前後と言
われている。
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