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   静岡市校舎設計:市職員勝手に工法、仕様変更指示!
   
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校舎建築費・7億円以上も高く!
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高価な内装指示!
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 静岡市は1月29日、同市駿河区の森下小学校の校舎建築工事を巡る設計の業務委託で、市職員が不適正な事務処理手続きを行い、完成が当初より10か月遅れの2017年10月となると発表した。
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 2014年度の市立森下小(駿河区)校舎建て替え工事設計業務で、公共建築課の職員3人が、委託業者の設計図や設計書に不備があることを確認しながら合格通知書を発行していたと発表した。市教委教育施設課の職員1人も業者に不適切な指示をしていたことも判明した。
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 市は14年6月、老朽化した同校の校舎建て替えのために、東京のコンサルタント会社に建物の設計を委託した。しかし、市職員が同社に対し、工法の変更に加え、高価な内装や装備品を指示したことで、工事費が当初の11億3000万円から19億円に大幅に膨らんだ。
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 市職員は15年3月、同社から設計図など一部の成果物を受け取った際、工事費用の項目が抜け落ちていたが、合格通知書を出したという。市は工事費を11億5000万円に抑えた設計への見直しを決め、校舎の完成は10か月遅れることになった。
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森下小の新校舎設計・設計者はパシフィックコンサルタツ㈱静岡事務所
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 市によると、不備のある設計図、設計書が市に提出されたのは15年3月。公共建築課職員3人は業者に対し、正確なものを再提出することを条件に通知書を出した。4月に再提出された設計書などを確認したところ、建設工事費が11億3千万円の予算を大幅に上回る19億円になっていたという。3人は「年度内に間に合わせるためだった」と話しているという。
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 教育施設課職員は業者に対し、高額な工法や設備を採用するように指示していた。そのため、業者の設計業務が大幅に遅れ、工事費が膨らんだという。
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 納品された設計内容では工事を発注できないため、予算内に収まるよう市が直接、設計をやり直すことを決めた。これに伴い、新校舎の完成は当初予定していた17年1月から約10カ月遅れる見通しという。
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 市は不正に関わった職員の処分を検討している。
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<森下小学校校舎建築工事 設計業務委託>
2015.5.26 入札公告
2015.6.12 開札
2015.6.26 契約締結
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○ 校舎新築工事の基本設計 ・実施設計
  鉄筋コンクリート造 4階 延床面積 4,000 ㎡程度
 (建築・電気衛生空調昇降機外構)
○ 既存校舎解体工事の実施設計
鉄筋コンクリート造 3階建 2棟
北校舎 北校舎 延床面積 1,737 1,737㎡
南校舎 南校舎 延床面積 3,193 3,193㎡
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○ 入札参加者 14者
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予定価格 54,697,680円
契約価格 42,521,760円(落札率:77.74%)
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