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主要国の景気動向を注視!
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ロシア政府は1月25日、去年のGDP(=国内総生産)が前の年と比べ3.7%減少したと発表した。リーマンショック以来、6年ぶりのマイナス成長。
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世耕弘成官房副長官は1月26日午後の記者会見で、ロシア政府が発表した2015年の実質国内総生産(GDP、速報値)が前年に比べ3・7%減となったことに関し、「日本を含む世界経済への影響に十分留意しながら、引き続きロシアを含む主要国の景気動向を注視していきたい」と述べた。
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ロシア経済は原油価格の下落に加えて、通貨ルーブル安を背景にインフレが進み、個人消費が低迷していた。同国の経済成長率がマイナス成長となったのは、リーマン・ショックの影響が大きかった2009年以来。
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主な輸出品である原油価格の下落と通貨・ルーブル安による個人消費の落ち込みが大きな要因。また、ウクライナ情勢をめぐる欧米などの経済制裁も影響しているとみられる。
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