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参院選での連携必要で一致!
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時々あげる・季節外の花火!
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民主党の前原誠司・元代表と生活の党の小沢共同代表が1月24日夜、東京都内で会談していたことがわかった。夏の参院選に向け、野党間の連携を進めることが必要との認識で一致した。
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「現在の民主党は、まだ、政権を担うという意欲が見えない状態のままにいるように思う。その結果、政策的にも政局的にも、野党第1党として、国民のニーズに応えるだけの明確な結論を出し得ないでいる」。
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生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎共同代表は1月4日の会見で、野党結集に向けた民主党の現在の動きに、物足りなさを感じていることを明かした。「本当は第1党の民主党が旗を振り、中心になることが本当に必要と思うが、なかなかそこまで腹構えができていない状態」とも述べ、「もし、そういう状況で進むとすれば、国民には不要な政党になってしまう」と、厳しい指摘もした。
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安倍晋三首相が、衆参ダブル選挙に踏み切る可能性が強まっていることに触れ「選挙は刻一刻と迫っており、必然的に野党が連携しないといけない」と強調。「日本人というのは、一夜漬けが得意。切羽詰まらないと、切実な思いが出てこない。(選挙まで)もう半年しかないという思いは、みんなが持っているが、思っていてもまだ行動に現れていない」「何とか、野党共闘の姿に持っていけるようにしていきたいが、ダブル選挙があると思いつつも、(そうは)思いたくないと思う人が多いようだ」と歯がゆさも、チラリ。それでも「1日1日過ぎるごとに、深刻な思いにかられてくると思う。みんなで力を合わせようという結論になると期待しているし、確信もしている」との認識を示し、「参議院選挙は通常選挙であり、必ずある。参院の皆さんの思いが切実になるに従って、野党共闘を模索し、現実化していくことを願っている」と述べた。
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「このままでは与党圧勝ともいわれている」との質問には、小沢氏自身、「このままの現状でいけば、自公プラス、おおさか維新で3分の2(の勢力になるのは)はかなり現実的だ」との認識を示した。その上で、「だからこそ、そうさせてはならない。私は過半数割れを現実にすると主張しているし、事実、力を合わせればそれは可能だ」と述べ、あらためて野党共闘の態勢強化が必要であると、訴えた。
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民主党の前原誠司元代表と生活の党の小沢一郎共同代表が24日夜に東京都内で会談していたことが分かった。参院選に向け、野党勢力の結集が不可欠との認識で一致した。関係者が25日、明らかにした。小沢氏が2012年に民主党を離れる前、前原氏は「反小沢」の急先鋒だっただけに民主党内に波紋が広がった。
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民主党の細野豪志政調会長は25日、都内で開いた自身の政治資金パーティーで「国民の選択肢として新党をつくりたい。岡田克也代表に決断いただけると確信している」と述べ、野党結集を重ねて提唱した。
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前原、細野両氏は民主党などの「解党-新党」路線が持論。小沢氏は「オリーブの木」構想など野党の大同団結を訴えている。岡田氏が新党構想の結論を先送りしているため、前原氏らには焦りもありそうだ。
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関係者によると、前原、小沢両氏は会談で、野党各党が参院選を別々に戦っても、与党と互角には戦えないと分析。民主、維新両党だけでなく、他の野党を含めた再編が必要だと確認した。安全保障関連法廃止を掲げる候補者を支援するために組織された「市民連合」の関係者も同席した。
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新党結成の積極派は民主党内で、長島昭久元防衛副大臣ら保守系が中心で広がりは限定的。枝野幸男幹事長らは維新の吸収合併を念頭に置いている。保守系議員は「何で小沢氏と連携するのか。意図が全くみえない」と当惑。中堅議員も「小沢氏が前原氏を担ぎ出そうと近づいたのではないか」と警戒した。
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小沢一郎共同代表は1月26日の会見で、24日に民主党の前原誠司元代表と会食したことを認めた。「隠すことでもないが、皆さんにお話しすることでもないから黙っていたが、会ったのは事実」と述べた。
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小沢氏は民主党在籍時、「反小沢」だった前原氏と関係が悪く、2人の「急接近」は波紋を広げている。小沢氏は「野党が連携しないといけないとだめだということで、『そうだ』と、一致している」と述べ、野党連携に関して意見交換したことをうかがわせた。
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会食には、小沢氏に近く、安全保障関連法廃止を訴える候補者を支援しようと結成された「市民連合」のメンバーの1人、山口二郎・法大教授が同席。小沢氏は、前原、山口両氏の「顔合わせ」が目的の会だったとした上で、「私はお仲人さんのようなもの。(2人は野党連携の)テーマの1つでもある、憲法に関する論議をしていた。率直な話ができて、良かったのではないか」と述べた。
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前原氏は、民主党を解党した上で、維新の党などとの新党結成を主張しているが、小沢氏は「民主党を解党して新党というのは、現実として難しい」との認識を示した上で、持論の「オリーブの木」構想の実現が必要だと重ねて強調。「『オリーブの木』は、国民の目線や意識に対しても、かなり新鮮に映ると思う。次善の策ではあるが、必ず夏までにできることを期待している」と述べた。
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今の野党、ビジョンリーダーがいない。幾ら口で野党結集といっても、船頭多くして山上るの如く、喧々諤々の前に足の引っ張り合いとなる野合の集団となってしまいそうだ。
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野党も人材不足で終わりそう。
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