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どんなドアが開いているのかな!
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アジアインフラ投資銀行(AIIB)の金立群・初代総裁が1月17日、北京市内で就任後初めて記者会見した。透明性や開放性、独立性といった点で「最高基準の機関にする」と強調。「中国主導」の色が強くなりすぎることを避け、新銀行に距離を置く日米などにも参加を促す考えだ。
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金氏は前日に始まったAIIBの設立総会で総裁に選ばれたばかり。「無駄がなく(lean)、清潔(clean)で、環境に優しい(green)」を掲げ、「実行力を伴う21世紀型の国際開発銀行にする」と語った。官僚的な組織の非効率さなどを指摘される既存の国際機関の欠点を乗り越えることで、存在感を発揮したい考えだ。
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AIIBには日米などが参加を見送っている。金氏は「ドアは開き続けている」として、引き続き、参加を歓迎する考えを示した。国籍を問わず専門家をネットで公募し、「その採用責任者も中国籍ではない」と、開かれた機関であることをアピールした。
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世界でも信用のおけない国の双璧をなす露中。言った言葉に責任をも対国では、北朝鮮、イランが加わると手におえないトラブルメーカーだ。
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中国が言う低開発国に低金利のインフラ資金融資する「AIIB」に参加した欧州の国々は、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、スイス、オーストリア、オランダ、デンマーク、ポルトガル、スペイン、フィンランド、ノルウェー、マルタ、アイスランド、ポーランド、スウェーデン。
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「AIIB」の格付けは期待されるどころか、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)やムーディーズ、フィッチ・レーティングスなどの主要格付け会社「二流」どころか「無格付け」と、もっとひどい投資不適格な低格付け債は「ジャンク(紙くず)債」以下と評価した。「欧州が中国寄り」である端的な例は、2015年12月、中国人民元が、IMF・SDRの構成通貨に採用されたことである。
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欧州の中国追従は、ドイツ、フランスがべったりのところへ、イギリスも中国の金の魅力を取り込みたく、特にロンドンの金融街シティーを擁する英国は「中国寄り」を鮮明にした。今のイギリスは、自前でインフラ整備ができるほど財政は豊かでない。2015年10月の習主席訪英では、バッキンガム宮殿で晩さん会を開き、キャサリン妃が中国を象徴するような赤いドレス姿で歓待。キャメロン政権は「英中の黄金時代」の演出に力を注いだ。この英中首脳会談でまとまった商談は、中国による英原発投資を含めて総額400億ポンド(約7兆4000億円)。
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最近のアメリカメディアを見ると、毎日のように「中国経済お先真っ暗」記事が出ています。確かに、中国経済が、多くの問題を抱えていることは事実。しかし、中国がパンクするようなことにはならない。沿岸部の先進地域が低迷しても、工場が内陸部へ進出し、低賃金労働者を雇用し、その従業員のための宿舎を建て、幹部用のマンションが建築されるという国内循環が始まっている。
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この循環が続く間は急成長は望めないが、6%台は維持できるはずだ。中国は金があっても、にわか成金。国の中は、後進国に毛が生えたようなもの。いま世界中の先進国から貪欲にシステムや技術をかじり取ってでも吸収しようとしている。
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そのためにも米国や日本がいつまでもソッポを向いていたのでは、中国も進歩の過程が遅くなる。硬軟織り交ぜ、日米と軋轢を繰り返しながら、友好国の一環を目指したいのが本音。特に金融システムではノウハウのない中国主導のAIIB。
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しかし、上から目線の中国が謙虚に教えを乞うことがあるだろうか。
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