2015.12.28.



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習近平主席:毛沢東の如く・独裁体制へ!

大量逮捕の後釜は自派勢力を!
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重要ポストへ次々と!
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 中国の習近平国家主席が、共産党総書記として政権を発足させて3年が過ぎ、子飼いを重要ポストにつけ自派閥の勢力拡大を加速させている。
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 2年後の2期目政権発足を視野に、党の基本方針である集団指導体制を形骸化させ、自らの「1強体制」を目指しているとの観測も出ている。
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 習氏が党総書記就任から3年を迎えた11月以降、党などの重要ポストに、習氏のかつての勤務地だった浙江、福建両省ゆかりの幹部らが次々と抜てきされている。いずれも「習派」の中核メンバーとされる。
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 浙江省の温州市党委員会書記から、経済体制改革の党の司令塔「中央改革全面深化指導グループ」の事務局責任者に登用された陳一新氏(56)はその一人。習派の有力者である同省トップの夏宝竜・党委書記は今月1日、「(党)中央が陳同志を十分に評価した」と、人事に習氏の意向が働いたことを示唆した。
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 当初の約束集団指導体制は崩壊し、毛沢東の真似事を始めた習近平主席。
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 習氏は演説のなかに、毛沢東の言葉を多く引用し、「労働者階級」「群衆路線」など毛沢東時代の死語を次々と復活させ、挙句、「反腐敗」「反浪費」のキャンペーンの中味は、毛沢東が建国直後に実施した「三反運動」とほとんど同じだったと多くの共産党筋が指摘している。
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 歴史を曲げる方法まで毛沢東の手法を真似ている。
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 習近平氏の父親である習仲勲元副首相は、中国の改革開放に大きく貢献した改革派で、毛沢東が主導した文化大革命中に激しい迫害を受けた人物である。習主席、なぜ“敵”である毛沢東の継承者になろうとするのか。毛沢東の威信を借りて、自らの支持基盤である軍と保守派を固め、政権の求心力を高めようとしており、そのために海軍、空軍に力点を置き、陸軍は削減の方向に向かっている。軍部の改革と称し、江沢民派の一掃を進めている。
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 習主席は、李克強氏ら党内のライバルと比べて、大きなコンプレックスがある。15歳から22歳まで農村部に下放され、その間、ほとんど勉強できなかった。22歳のときに特別推薦で、清華大学に入学したが、失脚した父親に同情する党幹部の配慮によるもので「文化大革命中に入学した大学生には学力がない」というのが常識になっおり、同世代の政治家の大半はその後、受験を経て大学に入り直しているが、習主席はそれをしていない。
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 地方指導での実績がないというコンプレックス。25年間も地方指導者を務めたが、まるで実績を上げていないことだ。省長などを務め17年間を過ごした福建省は、同じ経済特区を持つ広東省に経済発展で大きく水をあけられた。習主席が福建省を離れると、同省の経済は飛躍的な成長を見せた。その後、赴任した浙江省と上海市でも業績と呼べるものは残っていない。行く先々で、大きな汚職事件も発生している。習主席の上司を務めたことがある老幹部は「能力はあまり高くない」との評価を下している。
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 中国人民解放軍のなかで、革命を成功させた毛沢東は神様のような存在だ。若い頃に中央軍事委員会に3年ほど勤めた習主席はこれを熟知しており、いまは一所懸命努力して、少しでも自分を毛沢東に近づけようとしているようだ。強権政治はその表れなのだ。
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中国の過去の最高指導者が党内における自身の求心力を高めるために、外国との戦争を仕掛けたことはよく知られている。初代の毛沢東は建国直後に朝鮮戦争に参戦し、米軍と戦った。文化大革命後に最高権力を握ったトウ小平は、改革開放をはじめると同時にベトナム侵攻を行った。
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 習主席も、南沙諸島の埋立、尖閣列島への威嚇、台湾とは蜜月を演出しようとしているが、1手狂ったときは武力に出るという脅しは日に日に大きくなっている。
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 2016年、習主席の野望はどこまで大きくなり、いつ弾けるのか。
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