2015.12.25.

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復星集団・郭広昌会長:一時不明だったが姿現す!

会長は先週、警察によって拘束!
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同社の年次総会に出席した!
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 中国の大手投資会社「復星集団」の郭広昌会長(48)が12月14日、上海で開かれた同社の年次総会に出席した。同氏は先週、警察によって拘束されていた。一時不明だったが、復星集団は同氏が当局の捜査に協力していると説明していた。郭会長が姿を現すと、参加者たちは立ち上がって拍手を送った。
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 復星集団の汪群斌社長は、当局による捜査はもっぱら、会社関連というより郭会長の個人的な事情に関する内容だと述べた。汪氏は、捜査は「慎重を要する」もので、詳細は明らかにできないと語った。
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 日本でも先月、子会社を通じて北海道のスキーリゾート「星野リゾートトマム」を買収すると発表し、話題となった。仏リゾート施設運営会社クラブメッドには10億ドル程度を投資している。
した。
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 アナリストは、郭氏が突然消息を絶ち、会社からも詳しい情報が提供されなかったことについて、中国の司法制度の不透明性を浮き彫りにしたと指摘している。
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 中国経済誌「財新」(ウェブ版)などによると、郭氏は拠点とする上海の空港で警察に連れて行かれた。ただ、何らかの嫌疑で自身が捜査対象になっているのか、単に参考人として事情を聴かれているのかは不明で、復星の広報担当者はメディアに「『捜査協力』で警察に呼ばれているだけで、(郭氏は)『適切な手段』を通じて社の主要な決定に関与できている。
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 中国政府が金融業界に対する取り締まりを強化するなか、複数の企業幹部が相次いで一時的に消息を絶っていた。
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 同国最大手の中信証券は12月、同社幹部2人と連絡が取れなくなっていると明らかにしている。これに先立って、2人が当局の捜査に協力するよう求められたと報じられていた。
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 上海市では現在、艾宝俊(がい・ほうしゅん)副市長(55)が「重大な規律違反」をしたとして中国共産党の中央規律検査委員会から取り調べを受けており、これに関連しているとの報道もある。
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 また、郭氏は今年8月、中国国有の光明食品集団の会長だった王宗南氏(60)の親族による不動産取得で便宜を図り、王氏から何らかの見返りを得ていた容疑で警察に事情を聴かれている。この際、贈賄罪に問われた王氏には懲役18年の実刑判決が下ったのに対して、郭氏は無罪放免だったことから、「不公平」との声が国民から上がっていた。
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 腐敗追放を掲げる中国の習近平指導部は、これまでは主に党幹部や高級官僚の摘発に力を注いできたが、今年前半の株価暴落を機に、金融業界などを重点に民間分野へも追及の手を伸ばしている。今年後半からは、企業経営者が突然、当局に拘束され姿を消すケースが頻発。個人資産57億ドル(約6900億円)の郭氏の場合は、初の大物拘束であり、摘発強化を示す習指導部のサインとも受け取られている。
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