2015.12.05.

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仙北市・廃棄物処分場汚職:収賄係長・同種の随契2回!

上司確認せず決裁!
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係長を懲戒免職・市長らも処分へ!
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 仙北市の廃棄物最終処分場を巡る贈収賄事件で、市の市民生活課係長、金谷頼輝被告(42)=収賄罪で起訴=が、わいろ授受を立件された集中制御装置の復旧業務を巡り、数カ月の間に同種の随意契約を2回、贈賄側業者と結び、市も事実上ノーチェックで決裁を進めた疑いがあることが市幹部の話で分かった。
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 市は11月25日、金谷被告を懲戒免職処分とし、門脇光浩市長ら11人に減給などの処分を科す方針を明らかにした。
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 起訴状によると金谷被告は2014年12月?今年5月、最終処分場のシステム復旧業務などでeシステム社と市が随意契約を結んだ見返りに、5回にわたって腕時計やノートパソコンなど(計約433万円相当)をe社社長の伊藤洋被告(59)=贈賄罪で起訴=らから受け取ったとされる。
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 市幹部によると、市は昨年秋の落雷で不調が続いた装置の復旧業務について、金谷
被告が進める形でe社と随意契約を結んだ。契約額は200万円未満とみられ、復旧業務は契約後の今年1?2月に行った。
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 ところが金谷被告は、同様の復旧業務に関する随意契約をe社と市が結ぶよう4月下旬に起案。契約額は約900万円で、門脇光浩市長ら上司から決裁を受けた。装置はこの時点で復旧していた可能性もあるが、上司たちは確認しなかった。
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 市幹部は県警からの指摘で事態を把握したという。この幹部は「書類上不備はなかった。同種の工事が先行して行われていた事実に全く気付かなかった」と打ち明ける。
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 市は25日、金谷被告ら関係者の処分について発表した。金谷被告はこの日付で懲戒免職処分に。管理責任を問い、決裁をした上司7人を減給などの懲戒処分、財政課課長補佐ら2人を訓告処分とした。門脇市長ら2人を減給処分とする方針も示した。
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 市役所田沢湖庁舎で記者会見した門脇市長は「決裁についてしっかりと精査できなかった。市民の信頼回復に一刻も早く取り組みたい」と述べた。金谷被告は接見で起訴内容を認めたという。
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 門脇市長は、自身を減給10分の3(3カ月)、倉橋典夫副市長を減給10分の2(3カ月)とする関係条例案を12月定例議会に提案する方針を示した。
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 市はこの日、随意契約の公平性を確保するためのガイドラインを公表した。相見積もりを取り、当該業者を選定した理由を記す書類を作成することなどが柱。12月1日から運用する。
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